イーサリアムL2ソリューション「Arbitrum」がEtherscanとパートナーシップを発表

イーサリアムL2ソリューション「Arbitrum」がEtherscanとパートナーシップを発表

イーサリアムのレイヤー2ソリューション「アービトラム(Arbitrum)」を開発するオフチェイン・ラボ(Offchain Labs)がイーサリアムのブロックチェーンエクスプーラーである「イーサスキャン(Etherscan)」を開発するイーサスキャン社とパートナーシップを締結したことを発表した。

アービトラムは2020年10月にテストネットをローンチしている。アービトラムの特徴はイーサリアム・バーチャルマシーン(EVM)互換で、レイヤー2スケーリングソリューションの1つ「Optimistic Rollup」を採用していることにある。

現在イーサスキャンはアービトラム用のエクスプローラーを開発中で、7月末までに完成する予定のようだ。イーサスキャンがアービトラム上で稼働すれば、ユーザーはイーサリアムL1とアービトラムL2の相互運用を可能にするカスタム機能の利用ができるようになるとのこと。

なおアービトラムは5月28に開発者向けにメインネットがローンチする予定となっている。

参考:オフチェイン・ラボ
デザイン:一本寿和
images:iStock/Lidiia Moor

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
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