資産家レイ・ダリオ氏がビットコインの保有を公言

資産家レイ・ダリオ氏がビットコインの保有を公言

米大手ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエイツ(Bridgewater Associates)の創業者であるレイ・ダリオ(Ray Dalio)氏が、24日に公開されたインタビューにて、自身によるビットコインの保有を公言した。

このインタビューは今月6日に収録されたもので、24日から開催されているコインデスク(Coindesk)主催のカンファレンスにて公開されている。

インタビューにてダリオ氏は「私はビットコインを保有している」と述べた。さらに同氏は今後米ドルがインフレーションを起こす可能性が高いことを説明し「インフレシナリオにおいては個人的には債券よりもビットコインが欲しい」と述べた。加えて、今後米ドルの影響力が低下し、中国人民元の影響力が上昇した場合、ビットコインが金のような中立的な価値保存手段として機能することを説明した。

ただし、ダリオ氏は「ビットコインの最大のリスクはその成功にある」と述べ、ビットコインの懸念についても言及している。同氏によると、ビットコインが普及するにつれ、政府のコントロール能力は失われることになるため、政府による規制や禁止のリスクが懸念されるとのことだ。

参考:CoinDesk

(images:iStocks/LongQuattro・SiberianArt)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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