UBS証券、富裕層顧客向けデジタル資産投資サービスを検討開始

UBS証券、富裕層顧客向けデジタル資産投資サービスを検討開始

UBS証券が富裕層の顧客にデジタル資産投資サービスを提供する計画の初期段階にあることをBloombergが報じた。

この計画に詳しい人物によると「UBS証券はデジタル資産クラスを提供するためのいくつかの選択肢を検討していて、いずれの投資も、ボラティリティーの高さから、お客様の総資産のごく一部となるでしょう。またオプションとして、第三者の投資ビークルを利用した投資も検討しています」とBloombergにて説明している。

またこの情報筋は「UBSは、富裕層の顧客にこの投資を提供しなければ、顧客を失う可能性の懸念もしている」とも説明している。

そしてUBSはメディア向けのリリースで「私たちはデジタルアセットの分野の動向を注視しています。重要なのは、デジタル資産を支える技術、すなわち分散型台帳技術に最も関心を持っていることです」と伝えている。

編集部のコメント

UBS証券のライバル企業であるJulius Baer Groupは「ウェルスマネージャーのパートナーと協力して顧客に暗号資産へのアクセスを提供することを検討しているが、今のところ自社でビットコイン関連の取引を行う予定はない」とBloombergは報じている。

参考:Bloomberg

(images:iStock/Ninja-Studio・KTStock)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【9/25話題】JPYCとスラッシュが業務提携、コインベースのビットコイン保有量の特定など

日本円ステーブルコイン「JPYC」と暗号資産決済「Slash」が業務提携、米コインベースのビットコイン(BTC)保有量が特定、事業体で最大数に、バイビット、英国でのサービス停止へ、欧州デジタル資産運用のコインシェアーズ、米投資家向けにヘッジファンド部門を新設、米コインベース、FTXヨーロッパの買収を2度検討か=報道、豪州証券取引委員会、クラーケンの現地プロバイダーを提訴へ、web3決済インフラ「トランサック」がパンケーキスワップに統合、オンランプ可能に、クシム、Zaif親会社のカイカエクスチェンジHDと経営統合へ、英規制当局、企業のマーケティング規制への準拠状況を公開、非対応の未登録暗号資産企業に懸念も