バイナンス、コインベース株式トークンの取引開始

バイナンス、コインベース株式トークンの取引開始

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が米国大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)の株式トークン「Coinbase Stock Token(COIN)」提供を4月15日15:00(UTC)より開始した。昨日の延期発表より約11時間後取引を開始した。

バイナンスは株式をトークン化して販売する「Binance Stock Tokens」において、「Coinbase Stock Token(COIN)」の提供開始を14日発表していた。しかし、同日コインベースが米ナスダック(NASDAQ)に上場した際に「マーケットのボラティリティが高すぎる」として取り扱い開始を一時的に延期する発表を翌日行っていた。

編集部のコメント

コインベースは上場初日、公募価格381ドル、最高値429.54ドル、終値は328.28ドルをつけ、記事執筆時(4/16 11:00)は322.75ドルとなっています。

今回の発表に取引開始の理由は明記されていませんが、バイナンスが取引を開始したのはCOIN価格が安定してきたためと思われます。

関連ニュース

バイナンス、今夜ナスダック上場のコインベースの株式トークン提供を発表

バイナンス、コインベース株式トークンの提供を延期

参考:バイナンス

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/Oksanita))

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【11/29話題】金融庁が無登録の海外暗号資産取引所に警告、リミックスポイントが15億円で暗号資産購入を予告など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米裁判所、「トルネードキャッシュ」に対する米国の制裁を覆す

米財務省が2022年に暗号資産(仮想通貨)のミキシングプラットフォームの「トルネードキャッシュ(Tornado Cash)」に制裁を課し、北朝鮮のハッカーやその他の悪意あるサイバー犯罪者による70億ドル以上の資金洗浄を支援したと非難したが、これは財務省の権限を越えた行動だったと米控訴裁判所は判決を下した

イーサL2「Starknet」、ガバナンストークン「STRK」のステーキングを正式ローンチ

イーサリアム(Ethereum)のレイヤー(L2)スケーリングソリューション「スタークネット(StarkNet)」で、ガバナンストークン「STRK」のステーキングが正式に開始された。スタークネットの開発等を主導するスタークネット財団(Starknet Foundation)が11月26日発表した。これはL2上で直接ステーキングを導入した初の事例とのこと