バイナンス、今夜ナスダック上場のコインベースの株式トークン提供を発表

バイナンス、コインベース株式トークン提供を発表

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、日本時間で今夜11時30分にナスダックに上場する米国大手暗号資産取引所コインベースの株式トークンを取り扱うことを4月14日発表した。

バイナンスが株式をトークン化して販売する「Binance Stock Tokens」の第一弾は米テスラ(Tesla Inc.)の株式をトークン化ということが12日に発表されたばかりだが、その第二弾としてコインベース株のトークン「Coinbase Stock Token(COIN)」を扱う予定とのことだ。「Coinbase Stock Token(COIN)」はCOIN/BUSDの取引ペアで取引可能となる予定だ。なお取り扱いの開始日時は現状発表されていない。

このバイナンスが提供する株式トークンは、トークン1単位が該当株式1株に相当する。株式トークンの価値は実際の株式に裏付けられているため、株式トークンの価格は実際の株式と連動して変化する仕組みだ。バイナンスは株式トークンの価値を担保するために、ドイツの規制された資産管理会社であるCMエクイティー株式会社(CM-Equity AG)に委託し株式の管理を行っている。

株式トークンの保有者は実際の株式と同様に配当やその他の利益を受け取ることができる。ただし株式トークン自体は法的権利を持たないため、議決権や株主総会に出席する権利などは得られない。

なお株式トークンを用いて取引を行うことによるユーザーへのメリットとしては、取引の最小単位が0.01トークン(=0.01株)であるため高額な株式でも手軽に購入できること、手数料無料で株式取引できることなどが挙げられている。

関連ニュース

バイナンス、コインベース株式トークンの取引開始

参考:バイナンス

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道