「FiNANCiE」が切り開く次世代型SNSの可能性。正式版リリースを記念してフェナンシェの西出飛鳥CTO、前田英樹COOに突撃取材!

次世代型SNS「FiNANCiE」正式版リリース

今年3月7日にオープンβ版リリースから約半年、ついに正式版のリリースを迎えた次世代型SNS「FiNANCiE」。今回の正式版リリースに伴ってiOSアプリの配信と、自己実現をサポートしてほしいオーナーの一般公募も開始も発表された。

今回は、正式版のリリースをこの半年間牽引してきた株式会社フィナンシェの西出飛鳥CTOと前田英樹COOのお二人にこの半年間を振り返りながら、正式版についての詳細や今後の展開について語っていただいた。

西出飛鳥CTO/前田英樹COOインタビュー

左から株式会社フィナンシェ前田英樹COO、西出飛鳥CTO

−今回の正式リリースでどのような機能が追加・変更しますか?

前田:まずはiOSアプリがリリースできたのでUI・UXがスマホに最適化されて使いやすくなりました。毎日チェックしてもらいやすいようにポートフォリオ(カードの値動きページ)がWEBと比較してとても見やすくなっています。

そしてオーナーの皆さんが初期オークション時に設定する特典付きオークションの項目数も増えました。

−機能以外でプラットフォーム運営やオーナーの育成などに関して正式版以降で加わる取り組みはありますか?

前田:β版のオーナーは運営からお声がけした方のみ参加いただいていたのですが、有難いことにFiNANCiEに参加したいというご要望も多くあり、オーナーの公募を開始することになりました。

もちろん応募条件があるので全員が必ずデビューできる確約はできないのですが、自分の夢に向かって挑戦したいという熱い思いを持った方に是非応募いただければと思います。

また、新たにマーケティングやサポーターとのコミュニケーションに関してアドバイスいただける、外部アドバイザーの方の就任も間近に控えていますので、ご期待ください。

こんな人に「FiNANCiE」で夢を実現してほしい

−オーナーの公募に際してどのような方に応募してきてほしいですか?

前田:まず最初にFiNANCiEに興味がある方ですね。今いるファンや周りの人に対してオーナー自ら自身の夢を伝えたり、FiNANCiEでの活動を布教できる方がいいと思います。

またFiNANCiEは従来のSNSでは実現できなかったクローズドなコミュニティで、ファンと深い交流をすることができる新時代のSNSです。カードの売買によって発生する資金部分はもちろん、FiNANCiE内のコミュニティを通じて自身でやっている事業やプロジェクトに対してサポーターから助言をもらったり、一緒に企画したり活動したりする仲間を集めたい方にはぴったりだと思います。

−iOSアプリを製作でどのような点が苦労しましたか?

前田:FiNANCiEは機能がとても多いので、画面数が多いところが大変でした。まだまだ課題もありますが、機能改善やアップデートは今までも定期的に行っているので、ユーザーの声を反映していきたいです。

また、現在オープンしているWEB版との並行開発も大変でしたね。ようやく正式リリースすることができホッとしています。

−今回ブロックチェーンを活用したサービスを開始したことで、この半年間業界内外からどのような反応がありましたか?

西出:やはり採用に関わってくるブランディング効果は大きかったです。おかげさまで組織としては半年で4人から10倍の40人となりました。

また、世界的に見てもブロックチェーンを使ったCtoCビジネスを展開する企業はめずらしく、様子見している企業が多い中で私たちが先陣を切っているので、業界の中でも目立つことができたと思います。

−現時点でフィナンシェにブロックチェーンを利用して良かったと思うのはどんな点ですか?

西出:外部からの反応とも関連しますが、私たちの目指している世界観やスタンスが内外に対して明確になっていることで得られる共感と進むべき道標として、非常によく機能していると考えています。

今後法律の整備やブロックチェーンのプロトコルの進化が進めば、もっとユーザーに対してもわかりやすいメリットを提供できるようになると考えています。まだ表に出せていないアイディアがたくさんあるので、1日も早く世の中に出していきたいです。

ブロックチェーンのシステム部分の改良について

−正式版に際してブロックチェーンのシステム部分で改良はありましたか?

西出:オープンβ当初、Ethereum上に実装していた頃は、トランザクション手数料が高く、またトランザクションの確定に、最低でも数分、Ethereumネットワークの混雑時は数十分〜数時間がかかっていました。

そのなかで、6月にオーナーのカードの取引を高速化するアーキテクチャ、FiNANCiE Lightningをリリースし、手数料が安くなり、決済スピードが早くなりました。ただ、オフチェーン実装にしたことで、もともと行っていたブロックチェーンへのデータの反映の部分は現在保留中となっており、透明性や検証性が一時的に削がれている状況です。

この度正式版リリースに伴い、FiNANCiE Lightningのリリースの際に発表したフェーズ2のオンチェーン同期機能のリリースを月内に行います。これにより、当初実現していた透明性や検証可能性を、実行速度を犠牲にすることなくあらためて実現します。

−オープンベータから使ったオーナーは具体的にどのような感想を持っていますか? またサポーターはどのような声がありますか?

前田:オーナーの皆さんからは「使いづらい機能・仕様の改善案」や「正式リリースへの期待の声」を多くいただきますね。また「FiNANCiEを通して応援してくれた新たな出会い」や「FiNANCiEを通して自身の事業やサービスに新しい発見や成長があった」など嬉しいお言葉もいただきました。

サポーターの皆さんからはまだまだ使いにくい点のご指摘もいただきますが、アドバイスをいただき改善を図る共創関係の基盤ができつつあります。

−人気のあるオーナーの傾向はどう分析していますか?

前田:更新頻度が高く1日1投稿のペースで更新しているオーナーのコミュニティはとても活発です。そのコミュニティのオーナーは必ずコメントへのリプライを欠かさないことを意識しているそうです。そういう点から見ても、やはりサポーターとコミュニケーションを取ることに時間をかけているか否かは人気を得るために重要なポイントだと思います。

−盛り上がっているコミュニティの中で実際どのようなオーナーとサポーターのやりとりが生まれたか教えてください

前田:オーナーが熱狂的なサポーターに役職を与えてリーダーやマネージャーに任命したことでコミュニティが活性化した事例が一番印象的でした。役職を得たサポーターはより熱量を増し、サポーターが自発的にミッションやオンラインミーティングを開催しました。

僕も参加させていただいたのですが、そこではオーナーの課題に対して議論したり、改善案を模索してオーナーが実行に移すまでのやり取りをされていました。

結果、そこは運営が入らずにオーナーのコミュニティ内での活動によってサポーター数が増えたり、カードの価値が上がっていましたね。

そして、これからの「FiNANCiE」

−今後FiNANCiEはどのような機能を追加していこうと考えていますか?

前田:9月中にAndroid版のアプリをリリースする予定です。

また、サポーターの招待システムを含んだFiNANCiE内のエコシステムの構築を目指しています。さらに今はクレジットカード決済のみですが、コンビニ決済やキャリア決済などFiNANCiEポイントの購入手段の拡充を準備しています。

−当初から予定のあった海外展開についてはどのようなスケジュールと内容ですすめていますか?

前田:来年上旬を目指しています。世界の人々に使っていただくため、日本同様アプリとブラウザ両方でリリースを目指します。対象の国はアジアを中心とした全世界の予定です(各国の法律を鑑みてリリース予定)。

よりクオリティの高いFiNANCiEグローバル版リリースに携わってくれる開発メンバーも絶賛募集しています(笑)。

(おわり)

→「FiNANCiE」iOSアプリのダウンロードはこちらから

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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