【CryptoGames小澤氏コメント追記】CryptoGamesが「Vtuber × NFT」事業へ参入

CryptoGamesが「Vtuber × NFT」事業へ参入

ブロックチェーントレーディングカードゲーム「クリプトスペルズ」を運営するCryptoGames(クリプトゲームス)株式会社が「Vtuber × NFT」事業へ参入することを3月10日発表した。

またリリースによると、この新事業において大手Vtuber事務所と連携したNFTの発表が近日中に予定されているとのこと。

CryptoGamesは先日3月4日にイラストレーターが簡単にNFTを発行できるサービス「NFTstudio」の月内リリースの発表をしており、今回の新事業を含め3月中にNFT関連のサービスが2サービスローンチ予定となっている。

あたらしい経済編集部ではCryptoGames株式会社の代表取締役である小澤孝太氏に今回のリリースについて質問を行った。(2021.3.10 16:00追記)

CryptoGames株式会社 代表取締役 小澤孝太氏のコメント

―今月中にNFTに関連したサービスを2件リリースすることを先行して発表されましたが、ブロックチェーンゲームを手掛けるクリプトゲームスが何故このタイミングとスピード感にて事業展開を決定されたのでしょうか?

小澤孝太氏(以下、小澤):2021年初より、仮想通貨の高騰、昨年から話題のDefiの流れの中で突如世界的なNFTブームが到来いたしました。 ブロックチェーンゲームをはじめとするNFT事業に取り組んでいる弊社としましても、IP等のNFT発行は以前よりパートナー様検討しておりましたので、時期を急ぐ形で、新しく2サービス「NFTstudio」「VtuberNFT」を発表させていただいた形となっております。

―海外ではアートをはじめとしたNFTに盛り上がりを見せていますが、小澤さんご自身、この盛り上がりをどう見ていますでしょうか?また今後の日本でのNFTが展開するにあたり課題感をどうお考えでしょうか?

小澤:現在は、皆さん仰っている通り、NFTの価格が全体的にパンプアップ されている状況ですので、個人的には1ヶ月以内に価格がある程度落ち着くタイミングが来ると考えております。 その時に、NFTの印象を損なってしまうと、参入を検討していたIPホルダーさんやクリエイターさんも足踏みしてしまうと思いますので、業界全体として、過度にバブルを煽りすぎないというのは現状の課題かもしれません。

また、現状世界に対して日本のNFTは遅れを取っていると言われておりますが、今後日本でも、世界に誇る日本IP × NFTがどんどん増えていきますので、まだまだチャンスはあると考えています。

ただ一方で、日本人のファンやコレクターが欲しいNFTと、海外のファンやコレクターが欲しいNFTは異なってきますので、海外市場に向け、ブランディングやマーケティングは今後の大きな課題になってくると考えております。

取材:大津賀新也(あたらしい経済)

(imaes:iStocks/Alexey-Yakovenko)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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