セントリフュージ、英資産運用会社シュローダーの新興国債券戦略をソラナに展開

トークン化商品「SISF」がソラナに対応

RWA(現実資産)のトークン化基盤を提供するセントリフュージ(Centrifuge)が、トークン化商品「SISF」をソラナ(Solana)上に展開したと11月4日に発表した。SISFを通じて、英資産運用会社シュローダー(Schroders)の新興国債券ファンドに間接的に投資できる。

SISFは、アネモイ・アセット・マネジメント(Anemoy Asset Management Limited)が運用するフィーダーファンドの持分をトークン化したものだ。このフィーダーファンドは、シュローダーの既存ファンド「Schroder International Selection Fund Emerging Market Bond」の米ドル建てクラスに投資する。SISFの発行体は、英領バージン諸島のアネモイ・キャピタルSPC(Anemoy Capital SPC Limited)だ。

投資先となるシュローダーのファンドは、新興国の政府や企業などが発行する債券を主な投資対象とし、運用担当者が投資先を選ぶアクティブ運用を行う。商品資料によると、SISFは米国外の適格なプロ投資家が対象で、最低投資額は10万USDCだ。

今回の展開は、シュローダーにとって初のソラナ対応だという。SISFは11月4日の発表に先立ち、イーサリアム(Ethereum)上でも発行されていた。

セントリフュージは今回の展開について、現金や短期国債が中心だったオンチェーンの債券運用に、異なるリスク・リターン特性を持つ新興国債券の選択肢を加えるものと位置付けている。

セントリフュージは10月27日、資産運用会社ジャナスヘンダーソン(Janus Henderson)と共同で、ナスダック100指数(Nasdaq-100 Index)への連動を目指すブロックチェーンネイティブ型ファンド「JQQQ」の立ち上げを発表している。同ファンドの展開先はステラ(Stellar)だ。

なおシュローダーは8月、米ドル建てマネー・マーケット・ファンド(MMF)のトークン化持分「SOAR(Schroders Onchain Active Returns)」の発行について、アイルランド中央銀行の承認を得たと発表している。トークン化にはJPモルガンの基盤「キネクシス(Kinexys)」を使うという。

 

参考:セントリフュージ・コインデスク
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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