カーブ、ステラで資産交換機能稼働、初の非EVMチェーンへのネイティブ展開

StellarでCurve FinanceのStableSwapが稼働

DeFi(分散型金融)プロトコル「カーブファイナンス(Curve Finance)」の開発チームが、レイヤー1ブロックチェーン「ステラ(Stellar)」のメインネットで、資産交換機能「ステーブルスワップ(StableSwap)」を稼働させたと10月29日に発表した。

今回の展開は、カーブファイナンスにとって、イーサリアム仮想マシン(EVM)と互換性を持たないチェーンへの初のネイティブ展開となる。開発チームは、既存のスマートコントラクトをそのまま移植するのではなく、ステラのスマートコントラクト基盤「ソロバン(Soroban)」向けにステーブルスワップを再構築した。

ステーブルスワップは、同じ通貨に連動するステーブルコインなど、価格が近い資産同士の交換に適した自動マーケットメーカー(AMM)だ。資産の基準価格付近に流動性を集中させることで、取引時の価格のずれを抑える仕組みだ。

公開されたベータ版の操作画面では、プールの閲覧、資産の交換、流動性の提供が可能だ。利用者はプールに資産を預けることで、交換時に発生する手数料の一部を受け取れる。プール自体は許可なく作成できるが、ベータ版の画面から新規プールを作成する機能は今後追加する予定だという。

カーブファイナンスの開発チームは、異なる通貨に連動するステーブルコインなどの交換に対応するエフエックススワップ(FXSwap)も、監査完了後にステラへ導入する計画だ。開発はほぼ完了しており、今後監査を進めるという。提供時期や最初の対応通貨ペアについては、確定後に公表するとしている。

なお、カーブファイナンスは2020年にイーサリアム(Ethereum)で稼働を開始し、その後、アービトラム(Arbitrum)やベース(Base)などのEVM互換チェーンにも展開してきた。今回のステラ対応は、ステラ開発財団(Stellar Development Foundation)の支援を受けて実施された。

また、カーブファイナンスの開発チームは9月17日、サークル(Circle)が開発するEVM互換のレイヤー1ブロックチェーン「アーク(Arc)」でも、流動性プールの提供開始を発表していた。

参考:カーブファイナンスの開発チーム・ステラ
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【10/30話題】バイナンス不正流出の推定影響額は約1兆円、SMBCグループがSBIとスターテイルの合弁に5%出資へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored