白鶴酒造「天空」の最上位商品に「SHIMENAWA」導入
SBIトレーサビリティ提供のブロックチェーン活用トレーサビリティサービス「SHIMENAWA(しめなわ)」が、清酒大手の白鶴酒造に導入された。SBIトレーサビリティが8月31日に発表した。
SHIMENAWAは、ICタグ(RFID/NFC)とブロックチェーン技術を用いて、現物資産やカードなどに固有IDを付与し、関連情報を一元的に記録・管理するトレーサビリティサービスだ。真正性の確認や利用・配布履歴の記録、タグ経由でのデジタルコンテンツ配信、入出荷・在庫管理などに対応している。
今回の取り組みでは、「超特撰 白鶴 天空 袋吊り 純米大吟醸(山田錦/白鶴錦)」の封緘紙(裏面)に開封検知機能付きNFCタグが組み込まれる。
両商品は、白鶴酒造の高級ブランド「天空」の最上位商品として、9月4日から新発売される。
これにより、消費者はスマートフォンをタグにかざすだけで、専用アプリを利用することなく、当該商品が正規品であることや、開封の有無を確認できるという。
また、タグを通じたアクセス情報はブロックチェーン上に記録・管理され、商品情報の表示とあわせて流通過程や利用状況の可視化に活用されるとのことだ。
発表によると近年、日本酒の海外需要拡大に伴い、偽造品や不正流通への対応が求められているという。特に高級商品の場合は、製品そのものの品質に加えて、流通過程における透明性の確保や正規流通の担保が課題になっているとのこと。こうした背景から、白鶴酒造は消費者が商品に直接アクセスし、情報を確認できる仕組みとして今回の施策を導入したという。
なおSBIトレーサビリティは、これまでにも酒類向けにSHIMENAWAを提供している。
2023年5月には、奈良県の油長酒造が手がける日本酒「水端(みづはな)1568」を皮切りに、同社商品への導入が順次開始された。2024年11月には、当時の旭酒造(現・株式会社獺祭)が手がける「獺祭 Beyond the Beyond 2024」にも同サービスが導入された。また今年6月には、長野県の坂城葡萄酒醸造が手がけるワインでも活用が開始された。
参考:SBIトレーサビリティ
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