福島銀行、定期預金ノベルティの米の情報にSBIトレーサビリティの「SHIMENAWA」採用

福島銀行がSHIMENAWAを採用

SBIトレーサビリティ提供のブロックチェーン活用のトレーサビリティサービス「SHIMENAWA(しめなわ)」が、福島銀行実施の定期預金のキャンペーンノベルティの情報提供に採用された。SBIトレーサビリティが6月1日発表した。このキャンペーン名称は「令和の米騒動をジローラモが救う!定期預金」とのこと。ノベルティには「GIRO米」が提供されている。

SHIMENAWAのサービスでは、ICタグを用いて現物資産やカードなどに固有IDを付与し、真正性の確認や利用・配布履歴の記録を行える。また、タグ経由でのデジタルコンテンツ配信や、入出荷・在庫管理などの関連情報を一元的に記録・管理できる。

同定期預金キャンペーンで提供されるGIRO米のプロジェクトは、モデル・俳優であるパンツェッタ・ジローラモ氏が中心となり、日本各地で農業再生と地方創生を目的として展開されている活動だ。

今回の取り組みでは、GIRO米にNFCタグを内蔵したシールを貼付し、SHIMENAWAを通じた情報提供が行われるという。利用者はスマートフォンでNFCタグにアクセスすることで、GIRO米プロジェクトの背景や活動内容、米の特徴などをデジタルコンテンツとして確認できるとのこと。

発表によると、農業従事者の担い手不足の進行やコメ消費量の長期的な減少傾向など、一次産業を取り巻く環境が大きく変化しているという。金融機関においても、従来以上に一次産業や地域の持続的な発展を後押しする取り組みの重要性が高まっているとのこと。一方で、こうした活動の背景や意義が利用者に十分に伝わりにくいという課題もあるという。

また本定期預金は、GIRO米プロジェクトの趣旨に賛同した企画として実施されており、SHIMENAWAを通じてプロジェクトの背景や活動内容を伝えることで、利用者が預金を通じた地域貢献の意義を理解しやすくすることを目指しているという。

金融機関にとっては、自社の施策内容を透明性の高い形で伝えると同時に、地域農業や地方創生への関与を明確に示す機会となるとのこと。また、農業や地域振興の観点からも、活動のストーリーが継続的に伝えられることで、関心の喚起や理解の促進につながることが期待されるとのことだ。

SBIトレーサビリティは2021年に設立された、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスなどを提供するSBIグループの100%子会社だ。同社提供のSHIMENAWAは、digglue(ディグル)とIT FORCEの支援によりSBIトレーサビリティが開発した。 トレーサビリティ・アプリケーションはdigglue、消費者向けアプリケーションはIT FORCEが担当したという。またサービス基盤には、米R3社が開発のエンタープライズ向けブロックチェーン「Corda(コルダ)」が活用されている。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田中柊也

「あたらしい経済」編集部
法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

「あたらしい経済」編集部
法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

合わせて読みたい記事