リップルプライム、機関投資家向けサービス「デルタワン事業」開始

Ripple Primeで機関投資家向け「デルタワン事業」開始

米リップル(Ripple)展開のマルチアセット型プライムブローカレッジプラットフォーム「リップルプライム(Ripple Prime)」で、機関投資家向け「デルタワン事業(Delta One)」が開始された。リップルが8月27日に発表した。

デルタワンでは、米国上場株式、指数、デジタル資産を参照するトータルリターンスワップ(Total Return Swap:TRS)の執行に対応するとのこと。TRSは、原資産を直接保有することなく、その価格変動や配当などを含む総収益に連動した経済的なエクスポージャーを得る金融取引だ。

デルタワンは、ヘッジファンドや資産運用会社、その他の金融機関向けに提供されるとのこと。同事業では、各顧客の投資期間やリスク管理方針、報告要件などに応じた取引に対応するという。

今回のデルタワン開始により、リップルプライムは株式市場におけるデリバティブ対応を拡充した。同事業は、外国為替(FX)、デリバティブ、債券、デジタル資産を対象とする既存のプライムブローカレッジ、清算、ファイナンス機能を補完する位置付けだという。

またデルタワン事業では、規制上の純資本が10億ドル(約1,593億円)を超えるリップルプライムが、株式デリバティブ市場におけるカウンターパーティとなるという。

なおリップルプライムは8月18日、米国事業の継続と拡大を支えるため、2億7,500万ドル(約438億円)規模のシニア無担保社債の私募を完了した。

また5月11日には、米資産運用会社ニューバーガー(Neuberger)内で資産担保型投資を専門とするチーム「ニューバーガー・スペシャルティ・ファイナンス(Neuberger Specialty Finance)」が運用するファンド群から、リップルプライムが最大2億ドル(約319億円)の融資枠を確保した。同融資枠から調達する資金は、伝統的金融市場とデジタル市場で取引する顧客への資金提供に充てられ、リップルプライムの融資能力を高めるとのことだ。

参考:リップル
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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