バイビット、xStocksを構造化運用商品「デュアルアセット」に追加

BybitがxStocksをDual Assetに追加

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイビット(Bybit)が、自社の構造化運用商品「デュアルアセット(Dual Asset)」に、トークン化株式「xストックス(xStocks)」を追加したと7月23日に発表した。

発表によるとバイビットは、中央集権型取引所として初めて、デュアルアセット型の構造化運用商品にトークン化株式を原資産として採用したという。

当初の対応ペアは、スペースX(SPCXX)、エヌビディア(NVDAX)、アップル(AAPLX)、アルファベット(GOOGLX)、コインベース(COINX)、アマゾン(AMZNX)の6銘柄と、米ドル連動型ステーブルコインUSDTとの組み合わせだ。同商品の運用期間は8時間、1日、7日の3種類で、1注文当たりの申込額は最低30USDT、上限20万USDTとなっている。

利用者は対象ペア、運用戦略、目標価格、運用期間を選択できる。満期時には、選択した戦略と清算価格、目標価格の関係に応じて、USDTまたは対象のxストックスで清算されるという。

なお、同商品は元本保証型ではない。表示される年率(APR)は利息部分を示すもので、最終的な収益は精算時に受け取る資産とその満期時点の市場価値によって決まる。決済時に受け取るxストックスの市場価値によっては、利息を含めても当初の投資額を下回る可能性がある。また運用期間中は資金がロックされ、中途解約できない。

同商品にはxストックスと同じ地域制限が適用され、日本は提供対象外となっている。

xストックスは、暗号資産取引所クラーケン(Kraken)の親会社ペイワード(Payward)が開発する、米国上場株式やETF(上場投資信託)を対象としたトークン化資産の枠組みだ。2025年6月にローンチされ、各トークンは対応する原資産によって1対1で裏付けられる設計となっている。なお、xストックスの法的な発行体は、ペイワード傘下のバックド・アセット(JE)リミテッド(Backed Assets (JE) Limited)である。xストックスの保有者が原資産そのものを所有するわけではなく、議決権などの株主権も付与されない。

ペイワードによると、xストックスの累計取引高は370億ドル(約6兆374億円)を超え、保有者数は世界で約20万人に達しているという。

またペイワードは7月22日、xストックスの海外展開と対象資産の拡大に向け、フィンテック企業GTNとの提携を発表した。両社はまず香港上場株をトークン化し、その後、英国、欧州、韓国の株式や、株式以外の資産へ対象を広げる計画だ。

参考:バイビット
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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