テザーゴールド、新単位「スクード」導入。XAUTの1/1,000で少額表記を簡素化

テザーゴールドが新単位「スクード」を導入

米ドルペッグのステーブルコイン「テザー(USDT)」を発行するテザー社(Tether Operations)が、同社発行の金連動トークン「テザーゴールド(XAUT)」における新たな会計単位「スクード(Scudo)」を導入したと1月6日に発表した。

XAUTは、1トークンが実物の金1トロイオンスの価値に裏付けられている。イーサリアム(Ethereum)上のERC-20トークンと、トロン(TRON)上のTRC-20して提供され、オンチェーン上で金の価値を表現・移転する手段として利用されてきた。

今回導入されたスクードは、こうしたXAUTの利用において、金1トロイオンス(=XAUT)の1,000分の1という、より細かく分かりやすい単位での表記や送受信を可能にするものだ。テザーはスクードについて、XAUTの利用や追跡、取引をより簡単にするためのシンプルで直感的な単位であると説明している。

テザーはスクードの導入により、従来の小数点以下の複雑な表記に代わり、より扱いやすい単位で金の送受信や価格表示が可能になるとしている。

またテザーは、スクード導入がXAUTの裏付け資産や発行・償還の構造を変更するものではない点も示している。

なお、このような単位の細分化は、ビットコイン(Bitcoin)における最小単位「サトシ(satoshi)」と同様の考え方として理解できる。

またテザー関連のクロスチェーン版として、「USDT0」および「XAUT0」が存在する。ビットフィネックス(Bitfinex)の説明では、これらはネイティブ発行されていないチェーンへ拡張するためのブリッジ版トークンで、レイヤーゼロ(LayerZero)のトークン規格である「オムニチェーンファンジブルトークン:Omnichain Fungible Token(OFT)標準」を用いたロック・アンド・ミント機構で動作し、テザーが直接発行・償還する資産ではないとしている。

参考:テザーゴールド
画像:PIXTA

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