21シェアーズとフランクリン・テンプルトン、「エックスアールピー(XRP)現物ETF」をSECにS1再提出

XRP現物ETFがS-1再提出

スイスの資産運用会社21シェアーズ(21Shares)と米資産運用大手フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)が、暗号資産(仮想通貨)エックスアールピー(XRP)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を米SEC(証券取引委員会)に提出した。

提出されたXRP現物ETFは、21シェアーズ組成の「21SHARES XRP ETF(TOXR)」とフランクリン・テンプルトン組成の「FRANKLIN XRP ETF(XRPZ)」。提出日はTOXRが11月7日で、XRPZが11月4日だ。両ETFとも修正第3弾(Amendment No.3)の届け出として提出されている。

上場先については、TOXRが米シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)、XRPZが米NYSEアーカ(NYSE Arca)に予定されている。なお、TOXRとXRPZは1933年証券法に基づく現物ETFとなる。

なおブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏は、TOXRについて20日間の有効化カウントが作動した可能性があると、11月8日に自身のXアカウントで言及した。

ちなみに、レックスオスプレイ(REX-Osprey)が運用する「REX-Osprey XRP ETF(XRPR)」は10月23日付でAUM(運用資産残高)が1億ドル(当時約152億円)を突破した。

同ETFは9月18日にシーボーBZX取引所へ上場した米国初のXRP現物ETF。同ETFは1940年投資会社法に基づいて組成されており、現物XRPの直接保有に加え他のETFやETP(上場投資商品)にも投資する設計だ。

参考:21SHARES XRP ETFFRANKLIN XRP ETF
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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