ロビンフッドEU部門、アービトラム上の株式・ETFトークンを80銘柄追加。合計500銘柄に

Robinhood Stock Tokensの米国株・ETFが約500銘柄に

ロビンフッドヨーロッパ(Robinhood Europe)提供の株式連動型トークンプラットフォーム「ロビンフッド・ストックトークン(Robinhood Stock Tokens)」に、約80銘柄の米国株・ETF(上場投資信託)トークンが追加された。ブロックチェーンデータ分析ツール「デューン(Dune)」の10月15日時点のダッシュボード集計で確認できる。

デューンのダッシュボードによれば、ロビンフッド・ストックトークンでは米国株およびETFの計493銘柄がトークン化済みだ。オンチェーン上にあるそのトークンの合計評価額は、10月15日時点で約865万ドル(約13億円)となっている。

Web3データアナリストのトム・ワン(Tom Wan)氏によれば、新たにトークン化された米国株・ETFの一部には、ギャラクシーデジタル(GLXY)、ウィブル(BULL)、シノプシス(SNPS)が含まれているという。

ロビンフッド・ストックトークンは、今年6月からEU(欧州連合)ユーザー向けに提供されている。同プラットフォームの米国株・ETFはアービトラム(Arbitrum)上でトークン化されている。ロビンフッドは将来的に、開発中の自社レイヤー2ブロックチェーンを用いてRWA(実物資産)のトークン化を支援し、ロビンフッド・ストックトークンでの取り扱い拡大を目指す方針だとしている。

なお、ロビンフッドヨーロッパは親会社ロビンフッド・マーケッツ(Robinhood Markets)のEU部門だ。

ちなみに、10月16日にはロビンフッドマーケッツ傘下提供の米国向けアプリ「ロビンフッドクリプト(Robinhood Crypto)」で、暗号資産(仮想通貨)アスター(ASTER)・プラズマ(XPL)・バーチャルズプロトコル(VIRTUAL)の3銘柄が追加された。

この3銘柄の追加により、ロビンフッドクリプトでは合計40銘柄が取り扱われる。

参考:デューン
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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