FinschiaとKlaytnの統合チェーン「kaia」、エアドロキャンペーンのリワード請求開始

Kaiaエアドロップキャンペーンのリワード請求開始

フィンシア(Finschia)およびクレイトン(Klaytn)が統合した新たなブロックチェーン「カイア(Kaia)」によるエアドロップキャンペーン「カイアポータルエポック#1(Kaia Portal Epoch #1)」のリワード請求が1月7日に開始された。

このキャンペーンは、昨年9月26日から12月25日にかけて開催され、カイアのDeFi(分散型金融)プロトコルに流動性を提供することを中心としたミッションを達成することでポイントを獲得できるもの。このポイントは「エポック#1」の終了時にカイアのネイティブトークンである「KAIA」や、各参加プロジェクトにより提供されるプロジェクトトークンに変換できる。

そして「エポック#1」の終了後、2週間の調整期間を経て、獲得ポイントに基づいたリワード請求が開始された。

なお、この調整期間で一部のユーザーがサービスの本来の目的に沿わない方法で流動性を提供し、他のユーザーに損害を与えているケースが確認されたため、このような不正行為を行なったユーザーにはポイントの減額措置がとられているとのことだ。

リワードは1月7日から6月7日までの6回に分けて分配され、毎月7日に支払われるという。分配の内訳は、1~4回目の支払いではそれぞれ全体の15%、5~6回目の支払いでそれぞれ全体の20%が配布されるとのこと。

また参加者はいつでも報酬を受け取れるが、2025年6月30日が最終受け取り期限とのこと。なおフィンシアのネイティブトークン「FNSA」の長期ステーカーには、KAIAオンチェーン貢献者報酬ガイドラインに基づいて割り当てられた1,000万KAIAがポイント報酬と組み合わされて配布されるという。

またユーザーがポイントからトークンへの変換を申請すると、そのトークンには6か月間の権利確定期間が設けられるとのこと。ただし、カイアのD2I(Deposit-to-Incentive)プログラムを通じることで、参加者は権利確定なしで「KAIA」トークンやプロジェクトポイントを即時に受け取れるとのことだ。 

参考:カイア
画像:iStocks/BSVIT・noLimit46

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田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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