ステラ開発財団がウクライナの中央銀行デジタル通貨(CBDC)開発に協力へ

ステラ開発財団がウクライナの中央銀行デジタル通貨(CBDC)開発に協力へ

暗号資産(仮想通貨)ステラ(XLM)の開発を行うステラ開発財団(SDF:Stellar Development Foundation)が、東ヨーロッパ・ウクライナのデジタルトランスフォーメーション省(Ministry of Digital Transformation of Ukraine)と同国における暗号資産市場の発展に向け、昨年12月28日に覚書を締結したことを1月4日発表した。

両者はこの覚書に基づき暗号資産市場インフラを開発し、ウクライナを東ヨーロッパ地域の金融市場における革新的なデジタル国家としての地位を高めるために取り組むとのこと。

発表によるとこの覚書締結によりステラ開発財団は「ウクライナにおける暗号資産市場の発展に関する協力」「ウクライナにおける暗号資産市場の発展への協力、暗号資産関連プロジェクトへの支援の提供」「ウクライナにおけるステーブルコイン流通の実施と規制」「ウクライナの中央銀行デジタル通貨(CBDC)開発のファシリテーション」を行っていくとのことだ。

また発表によるとステラ開発財団は1月よりウクライナとの活動を正式に開始する予定とのことだ。

(images:iStock/Guzaliia-Filimonova・stockdevil)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した