イーサリアム上に12月10日満期の市場
分散型金融(DeFi)の利回り取引プロトコル「ペンドル(Pendle)」が、ETF連動トークン「FLHYon」に対応を開始した。公式Xより10月13日に発表された。
FLHYonは、ETF「フランクリン・ハイイールド・コーポレートETF(Franklin High Yield Corporate ETF:FLHY)」に連動するトークンだ。FLHYは、米資産運用会社フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)が運用する高利回り社債ETFである。実世界資産(RWA)のトークン化を手がけるオンドファイナンス(Ondo Finance)が、トークン化の基盤を提供している。
ペンドルの公式画面によると、FLHYonを対象とした市場はイーサリアム(Ethereum)上で公開されている。同市場の満期は2026年12月10日となっている。
ペンドルでは、利回りを生む資産が元本部分と将来の利回り部分に分離される。元本部分は「プリンシパル・トークン(Principal Token:PT)」、利回り部分は「イールド・トークン(Yield Token:YT)」として取引できる。
利用者は、PTを購入し、満期まで保有することで、利回りを固定する戦略を取れる。また利用者は、YTを売買することで、満期までに生じる利回りの変動に応じた投資を行える。
フランクリン・テンプルトンの商品説明によると、FLHYは高水準の利息収入などの獲得を主な運用目的とし、値上がり益の獲得も目指すアクティブ運用のETFだ。同ETFは純資産の少なくとも80%を、高利回り社債や、それらへの投資機会を提供する金融商品に投資する。分配頻度は毎月となっている。
オンドの商品説明によると、FLHYonには、FLHYの価格変動と税引き後の分配金の価値が反映される。ただし、FLHYon自体はETFではなく、保有者に原資産のETFを保有・受領する権利が付与されるわけではない。
なおオンドは、フランクリン・テンプルトンとの提携を今年3月25日に発表していた。同発表では、FLHYを含む5本のETFをトークン化し、ブロックチェーンを通じて提供すると説明していた。
Franklin Templeton’s high yield corporate bond ETF, now on Pendle. Introducing @Ondo FLHYon (10 Dec 2026 maturity). Bond desks have traded coupons separately from principal since the 80s, and now you can do the same onchain for RWA corporate credit on Pendle. https://t.co/Zi18pyfo6Y
— Pendle (@pendle_fi) October 13, 2026
画像:PIXTA