メタマスク、トロンにネイティブ対応開始。昨年発表の統合計画が実装段階へ

メタマスクがトロン対応を正式に提供開始

暗号資産(仮想通貨)ウォレット「メタマスク(MetaMask)」において、レイヤー1ブロックチェーン「トロン(Tron)」ネットワークのネイティブ対応が開始されたとトロンの公式Xで1月15日に発表された。対応は、メタマスクのモバイルアプリおよびブラウザ拡張機能の両方で行われている。

今回の統合により、ユーザーはメタマスクのマルチチェーン対応の自己管理(セルフカストディ)環境の中で、トロンネットワーク上のデジタル資産を管理できるようになるという。

なお、トロンのDAO(自律分散型組織)である「トロンDAO(Tron DAO)」とメタマスクは2025年8月にネイティブ対応に向けた提携を発表していた。今回の対応開始はその計画が実装段階に移行したものとなる。

メタマスクはこれまで、イーサリアム(Ethereum)を中心としたウォレットとして知られてきたが近年は対応ネットワークの拡大を進めている。今回のトロン対応は、ビットコイン(Bitcoin)やソラナ(Solana)などへの対応に続く動きとなる。

こうした対応拡大により、メタマスクは複数のブロックチェーンを横断して利用できるマルチチェーン対応ウォレットとしての位置付けを強めている。一方、トロンにとっても、利用者数の多いウォレット上でネイティブに資産管理が可能となる点は、ユーザー接点の拡大につながるとみられる。

 

画像:PIXTA

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