ヴァンエック、「アバランチ(AVAX)」現物ETFをSECに修正提出、ステーキング最大70%を明記

VanEckがAVAX現物ETFのS1修正提出

米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)が、暗号資産アバランチ(AVAX)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月18日付で提出した。

修正版に記載されたETFの名称は「VANECK AVALANCHE ETF」で、ティッカーシンボルは「VAVX」。上場予定取引所は米ナスダック(Nasdaq)となっている。今回の提出は修正第3弾(Amendment No.3)として、1933年証券法に基づき行われた。

修正版では、同ETFが最大70%までステーキングする方針が明記された。また、同ETFが得たステーキング報酬のうち4%をステーキングプロバイダーのコインベース・クリプト・サービシーズ(Coinbase Crypto Services)が手数料として受け取るとのこと。

なお、同ETFが保有するAVAXの保管機関(カストディアン)にアンカレッジ・デジタル・バンク(Anchorage Digital Bank)とコインベース・カストディ(Coinbase Custody Trust)が記載されている。

また、同ETFの管理者(アドミニストレーター)および現金管理者(キャッシュカストディアン)にステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト(State Street Bank and Trust)が明記されている。

ちなみにヴァンエックのほかに、米暗号資産運用会社ビットワイズ(Bitwise)や暗号資産運用会社グレースケール(Grayscale)が、AVAX現物ETFに関するS-1申請書をSECへ提出済みだ。

参考:SEC
画像:iStocks/whyframestudio・Who_I_am

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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