GateがドバイでVASPライセンス取得
海外暗号資産(仮想通貨)取引所Gate.io(ゲート)のドバイ法人Gate Dubai(ゲートドバイ)が、同国の規制当局であるドバイ暗号資産規制機関(Dubai Virtual Asset Regulatory Authority:VARA)から特定の暗号資産サービス業務を行うための「仮想資産サービスプロバイダー(VASP)ライセンス」を取得したと4月29日発表した。
今回のライセンス取得により同社は、VARAの規制・監督のもと、ドバイの法人・適格・個人投資家に対して取引所サービスの提供が可能となる。
Gate Group(ゲートグループ)は、ドバイが暗号資産産業の国際的中心地として急速に台頭していることと、同国の高い規制透明性と成長性を評価した結果、同社の中東進出の要としてドバイを戦略的拠点に選定したようだ。
また同グループは、リトアニア、アルゼンチン、マルタ、イタリア、ジブラルタル、バハマ、香港など、複数の国・地域で正式な登録やライセンスを取得しており、アメリカ・中東・ヨーロッパ・アジアでコンプライアンス体制を構築している。
さらに昨年12月にGate Groupは、日本の暗号資産交換業者であるCoin Master(コインマスター)の発行済み株式の全株を取得。日本市場にも本格的に参入しており、国際的な法規制ネットワークの整備を一層強化しているとのことだ。
参考:Gate
画像:iStocks/kurmyshov