トランプSNS企業、Bakkt買収へ協議=英FT

トランプSNS企業がBakkt買収へ

ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領のSNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(Trump Media & Technology Group Corp : TMTG【NASDAQ:DJT】)が、米デジタル資産サービス企業バックト(Bakkt)を買収する方向で交渉を進めていると、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が11月18日、2人の関係者の話として報じた。

全て株式交換による買収に近づいているという。

バックト株は18日午後の取引で66%近く急伸した後、変動幅拡大により売買停止となった。

TMTGとバックトはロイターのコメント要請に現時点で応じていない。バックトを手がけるインターコンチネンタル取引所はコメントを控えた。

取引が成立すれば、トランプ氏が米大統領選に向けて擁護してきた暗号資産業界への関与が強化されることになる。

バックトは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社である米インターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社だ。なおバックトはNYSEへ2021年10月に特別目的買収会社(SPAC)のVPC Impact Acquisition Holdings (VIH)との合併により上場している。

またバックトは今年3月に消費者向けの暗号資産関連アプリを廃止している。同社はアプリ廃止の理由を「今後は企業向け(B2B)ソリューションの提供を強化していくため」と説明していた。

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
トランプ氏SNS企業、暗号資産取引バクト買収へ協議=英FT
画像:Reuters

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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