ブロックデーモン、2026年にIPO検討=報道

ブロックデーモンが2026年にIPO検討

機関投資家向けブロックチェーンインフラ提供のBlockdaemon(ブロックデーモン)が2026年に新規株式公開(IPO)を目指す可能性があると、ブルームバーグが9月19日報じた。ブロックデーモンの創業者でCEOのコンスタンティン・リヒター(Konstantin Richter)氏が、ブルームバーグのインタビューにて語ったとのこと。

報道によるとリヒター氏は、現時点で上場するには米国よりも香港が適していると話したという。その理由についてリヒター氏は、現在の米国の暗号資産(仮想通貨)の規制環境は「本当にひどい」からと述べたとのこと。

ブロックデーモンは、機関投資家向けに暗号資産(仮想通貨)のステーキングとノード管理のインフラを提供する企業だ。なおこれまでに同社はソフトバンクの「Vision Fund 2」、ゴールドマンサックス、セールスフォースおよびシティバンクなどから資金調達を行なっている。

なおリヒター氏によると同社の最新の評価額は、約33億ドル(約4,697億円)とのことだ。

参考:ブルームバーグ
画像:iStock/nisaul-khoiriyah

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【3/21話題】エリック・トランプがメタプラネットの戦略アドバイザーに、PENGUとNFTの現物ETFが米SECに申請など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

EOS NetworkがWeb3バンキング特化「Vaulta」にリブランディング、新トークン発行とスワップを予定

「イオスネットワーク(EOS Network)」を運営する非営利団体イオスネットワーク財団(EOS Network Foundation:ENF)が、同ネットワークをWeb3バンキング(銀行業)の構築に特化した分散型金融ネットワーク「ヴォルタ(Vaulta)」にリブランディングする計画を3月18日に発表した。「ヴォルタ」への移行は今年5月末に予定されている