コエステ、FiNANCiEで「蓮鬼ねむ」制作プロジェクトのトークン発行

CoeAvatarの「蓮鬼ねむ」制作プロジェクト、FiNANCiEでトークン発行

ブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、コエステ提供の「CoeAvatar(コエアバター)」によるオリジナルキャラクター「蓮鬼ねむ」制作プロジェクトのトークン発行型ファンディングを開始することを2月14日発表した。

「コエアバター」はエイベックスの子会社コエステが提供する個人ユーザー向け合成音声コンテンツ作成・編集ツール。キャラクターの合成音声で任意のテキストを読み上げることができるWEBアプリケーションとなっている。

「蓮鬼ねむ」制作プロジェクトは、イラストレーターのlack(ラック)氏と声優の佐伯伊織氏を起用し、「コエアバター」により生まれたコエステ初となるオリジナルキャラクター「蓮鬼ねむ」を「より魅力的な個性を持ったキャラクターにプロデュースする」ことを目指すプロジェクトだ。

プロジェクトでは、FiNANCiEの「トークン発行」と、トークンを基盤とした「共創型コミュニティの活用をすることで、参加者皆で「蓮鬼ねむ」を創り上げ、キャラクター価値を向上していくことにチャレンジするという。

発表によると今回のトークン販売(ファンディング)によって集まった支援金はプロジェクト運営資金として利用するとのこと。

これによりトークンを購入した購入者(サポーター)はプロジェクトへの支援ができ、「共創型コミュニティ」へ参加できる他、トークン購入数によって特典が得られる仕組みになっている。

なお「共創型コミュニティ」ではトークンを保有するサポーターを対象に実施される投票イベントやアンケート、アイデアを募って様々な企画が実施される予定だ。

現在発表されている「共創型コミュニティ」企画として、「ファンネーム・ハッシュタグ選定」や「サポーター参加型イベントの開催」や「オリジナルグッズ企画」などがある。

また現在発表されている支援特典は「蓮鬼ねむCoeAvatar利用ライセンス」や「初回限定 蓮鬼ねむアクリルスタンド」や「蓮鬼ねむNFTコレクション《NemuFT (計6バージョン)」などがある。さらにNFT保有者を対象とした限定コンテンツとして「蓮鬼ねむからのお墨付きメッセージ(音声データ)」が専用ページにて利用できるとのことだ。

なお「蓮鬼ねむ」支援コースの販売は、5,000ptのものから1,000,000ptのものまで10パターンのメニューがあり、それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。限定数1口の1,000,000ptのメニューではコミュニティ・投票企画・抽選応募への参加権などの基本特典に加え、蓮鬼ねむNFTコレクションNo.1とNo.6など11種の特典があるようだ。なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。

またファンディングの総支援額に応じてさらなる展開に向けた準備と検討が進められるとのことだ。

トークンの初回販売期間は2月14日10:00から3月14日20:00までの予定となっている。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関してコエステ社CoeAvatarのプロデューサー三好氏より以下のコメントを得た。

「音声合成という特別な個性を持ったキャラクターIPが、サポーターとトークンで繋がる共創コミュニティを通じてどのように成長していくのか非常に楽しみです。FiNANCiEのオーナー様とのコラボレーションなど、あたらしいストーリーが次々に生まれていき、世界中で愛されるキャラクターになれれば嬉しいです。是非ご支援のほどよろしくお願いいたします」

関連ニュース

クリエイターエコノミープロジェクト「CoeAvatar」、FiNANCiEでトークン発行

FiNANCiEってどんなサービス?(月刊フィナンシェ 2022年2月号)

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる