マリオット、会員向けキャンペーンでNFTプレゼント

マリオット、会員向けキャンペーンでNFTプレゼント

世界的ホテルブランドのマリオット・インターナショナルが提供する会員向けプログラム「マリオット・ボンボイ(MARRIOTT BONVOY」で、3種類のNFTが会員向けのキャンペーンとして作成されたことが4日分かった。

これらのNFTはデジタルアーティストTXREK、JVY、Erick Nicolayが作成したものだ。 そしてこれらのNFTは12月4日に行われたアートバーゼルのイベントの参加者の中から、抽選で3名に配布されるようだ。当選者にはNFTと200000ボンボイポイントがプレゼントされるとのこと。

このキャンペーンは、最近マリオットが行った「Power of Travel」というマーケティングキャンペーンに基づくものだ。

マリオット・インターナショナルのブランド、ロイヤリティ、ポートフォリオ・マーケティング担当上級副社長のブライアン・ポビネリ(Brian Povinelli)氏は発表にて次のようにコメントしている。

「当社のホテルブランドの素晴らしいポートフォリオと無限の体験を、この成長するプラットフォームに提供できることを大変嬉しく思います。私たちは、既成概念にとらわれない機会を常に探し求めています。デジタルグッズの分野に参入することで、バーチャルな世界における旅行の変革力にさらに火をつけると同時に、この成長著しい才能あるアーティストのコミュニティを支援していきます」

またマリオット・インターナショナルは、メタバースの中で存在感を高めインパクトある独創的な方法で消費者と関わり続けることを目指していくという。

これまでも企業がNFTをマーケティングの一環のプレゼントキャンペーンとして利用した事例は多い。マクドナルドやツイッター、コスメブランド「CLNIQUE」やナチュラルコスメLUSHなどの事例がある。

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/saiko3p

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
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