【取材追記】ミクシィとDapper Labsが提携、「Flow」活用しNFTサービス提供へ

ミクシィとDapper Labsが提携

ミクシィがダッパーラボ(Dapper Labs)と業務提携に関する基本合意書を締結したことが5日分かった。

ミクシィは日本市場において、ダッパーラボが提供するブロックチェーン「Flow」を活用した新規事業創出を目指していくとのことだ。

ミクシィが培ってきたエンターテインメントやスポーツ領域での事業開発のノウハウと、ダッパーラボの持つ技術ノウハウを活かして事業を創出することで、日本人のニーズに応えうるNFTサービスが提供できる可能性が見込めたと、発表されている。

株式会社ミクシィ代表取締役社長の木村弘毅氏は次のように発表にてコメントしている。

「Dapper Labs社が提供している『NBA Top Shot』は真にプロダクトマーケットフィットし、『Flow』で大規模にトレーディングされている唯一無二のNFTコンテンツであると思います。

そのデザイン性とコレクション性(機能性)を作り出せる同社のクリエイティビティは、私自身嫉妬するほど優れていて、他社に比較し群を抜いています。そして米国ではスポーツファンにとってスポーツの記憶を鮮やかに蘇らせる触媒として、NBAの新たな収益源となりスポーツエコノミーの中で既に大きな存在感を示しています」

「当社はビットバンク社との資本業務提携を含め、ブロックチェーン関連技術への投資を加速しています。今回、Dapper Labs社とミクシィがタッグを組み、『Flow』を活用したサービス展開を行うことで、日本での新たなスポーツの楽しみ方や財源として、また様々なエンタメコンテンツのデジタルアセット化を通して日本のNFT市場を大きく賑わせたいと考えています」

Dapper Labs Inc最高経営責任者のロハム・ガレゴスルー(Roham Gharegozlou)氏は次のようにコメントしている。

「ミクシィは、日本において新しいテクノロジープラットフォーム市場で優れた実績があり、多くのユーザーを魅了するデジタルエンターテインメントとスポーツ体験を提供する最も革新的な企業です。

ミクシィが業界に変革をもたらすパイオニアとして、NFT戦略を日本で推進するにあたり、Flowを選んでいただいたことを非常に嬉しく思います。NFTは大きな可能性を持つ市場であり、ミクシィとともに新たな挑戦ができることを楽しみにしています」

(11/11の15時30分に加筆)

あたらしい経済はダッパーラボのCBO(Chief Business Officer)を務めるミク・ナイエム(Mik Nayeem)氏へ取材を行った。

−ミクシィとはどのようなNFTサービスを展開しようとしていますか?スポーツ関連でしょうか?

ミクシィとはDapper Labsを通じてクリエイティブな戦略と実行を行っており、Flowはミクシィのブロックチェーンの基盤技術として利用されることになります。具体的なサービス内容については、ミクシィにお問い合わせください。 

−日本市場への参入は、具体的にどのように計画していますか?

私たちは、ミクシィのようなカテゴリーリーダーとの関係を構築し、日本のパートナーをサポートするための専門チームを作りたいと考えています。

(加筆ここまで)

ミクシィは前述の通り、9月に暗号資産取引所運営のビットバンクと資本業務提携を行い、ビットバンク社の26.2%の資本を持つ株主の一社でもある。

また昨年年10月にダッパーラボは、ビットバンクと同じく国内で暗号資産取引所を運営するコインチェックとも、NFTマーケットプレイス事業において連携開始を発表している。

国内にとどまらずワールドワイドで企業間の連携が進むNFT市場、その関係も複雑になりつつあり競争の激化が伺える。

一方ダッパーラボの「Flow」のネイティブトークン「FLOW」は現在日本国内の取引所では取り扱いがない。

NFTに関する連携も気になるが、「FLOW」を上場させるのは提携しているコインチェックなのか、ミクシィが資本を持つビットバンクなのか、その部分も気になるところだ。

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【3/4話題】コインチェックとFanplaがIEOの契約締結、ブラックロックのビットコインETFの運用資産総額100億ドルなど

コインチェックとFanplaがIEOに向けた契約締結、Emooteが発行体パートナーに、ブラックロックの現物ビットコインETF「IBIT」、運用資産総額100億ドルを突破、イーサL2「Taiko」、シリーズAで1500万ドル調達、クリプトガレージ、法人向け「SETTLENET CUSTODY」でETHステーキング提供開始、ナイジェリア、バイナンスに100億ドルの罰金課したとの報道を否定、ソラナのDePINプロジェクト「io. net」、コミュニティ報酬プログラム開始、StarkWare、超高速暗号化証明システム「Stwo」をオープンソース化

ブラックロックの現物ビットコインETF「IBIT」、運用資産総額100億ドルを突破

ブラックロックの現物ビットコインETF「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(iShares Bitcoin Trust:IBIT)」が、2月29日に運用資産100億ドル(約1.5兆円)に達した。ブルームバーグのアナリストであるエリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏が自身のXアカウントから3月1日報告している