米クラーケンにBadger DAO(BADGER)、Cartesi(CTSI)、Loopring(LRC)、Wrapped Bitcoin(WBTC)上場

米クラーケンにBADGER、CTSI、LRC、WBTC上場

米サンフランシスコ拠点の暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が暗号資産バッジャーダオ:Badger DAO(バッジャー:BADGER)、カルテシ:Cartesi(CTSI)、ループリング:Loopring(LRC)、ラップドビットコイン:Wrapped Bitcoin(WBTC)の4銘柄の上場を7月29日発表した。

取引開始は8月3日の15:30(協定世界時)からの予定だ。4銘柄はすでに入金可能となっている。

取引はそれぞれUSD、EURにて行え、WBTCについてはBTCでもサポートする予定とのこと。各銘柄はKraken、Kraken Proで取引が可能となる。

なお米国、カナダ、オーストラリア、日本の居住者はこの取引を利用できない。

編集部のコメント

リリースによると、Badger DAOはイーサリアム上に構築されたオープンソースの分散型自動組織(DAO)で、分散型金融(DeFi)アプリケーションでビットコインを使用するためのインフラと製品の構築を行っています。Badger DAOに参加している開発者は、その作業に対してBADGERで報酬を得られるとのことです。またBADGERを保有することでDAOの所有権を共有したり、プロトコルのアップグレードに投票するなどが可能になります。 

Cartesiは分散型アプリケーションの作成と開発を可能にする分散型計算プラットフォームで、CTSIトークンはCartesiのノードオペレーターへインセンティブとして与えられるとのことです。

Loopringはイーサリアム上で動作する分散型のスワッププロトコルです。LRCトークンはノード管理者へのインセンティブとなっています。

wBTCはビットコインに1対1で裏付けされており、ビットコイン保有者がイーサリアム上の分散型金融(DeFi)アプリケーションにアクセスできるようにするトークンです。

参考:クラーケン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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