草間彌生のNFTが中国オークションハウスで15.5億円で落札

草間彌生のNFTが15.5億円で落札

芸術家の草間彌生氏が販売したNFTが、9150万人民元(約15億5,200万円)で落札されたことを、美術手帖が報じた。なお今回の落札価格は草間氏のオークションレコードを更新した作品となったようだ。

草間氏が出品したのは、同氏の『無限の網』シリーズである『無限の網(MGPP)』と『無限の網(1959,c1979)』と共に同2作の流通文書、展覧会資料、出版カタログ、証明書などの関連資料をNFT化したものであるとのこと。

これらはシングルロットとして中国のオークションハウス上海嘉禾(Shanghai Jiahe)で7月24日に行われたオークションに出品された。

上海嘉禾のリリースによるとオークションは初回入札価格3800万人民元(約6億4,500万円)からスタートし、1時間で9150万人民元(約15億5,200万円)まで競り上げられ落札されたとのこと。手数料を含めると最終的な販売価格は1億522万5,000人民元(約17億8,000万円)となった。

なお美術手帖によると今回のオークションは上海嘉禾とNFTマーケットプレイス「CryptoArt.Ai」が共同企画したものであるとのことだ。

参考:美術手帖上海嘉禾
デザイン:一本寿和

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道