ブレイブ日本本格始動か、日本のクリエイター向けにビットフライヤーとの連携サービス開始しBAT受取可能に

ブレイブ日本本格始動か、日本のクリエイター向けにビットフライヤーとの連携サービス開始しBAT受取可能に

プライバシー保護に焦点を当てたブラウザであるブレイブ(Brave)が、日本のブレイブクリエイター向けに暗号資産(仮想通貨)取引所ビットフライヤー(bitFlyer)との連携サービス開始を3月31日に発表した。

この連携サービスにより、日本のクリエイターはビットフライヤーのアカウントを通じてベーシック・アテンション・トークン(BAT)の受け取り、交換、出金ができるようになる。

ブレイブは今年2月に日本におけるリワードプログラムの変更を発表しており、3月から4月にかけて現行のBATポイント(BAP)のシステムからBATのシステムへの移行が行われている。この移行により、クリエイターの出金オプションとして従来のペイパル(PayPal)が使用できなくなり、新たなオプションとしてビットフライヤーが使用できるようになるとのこと。現在新しくクリエイターとして登録する場合、BAT受け取り用ウォレットとしてすでにビットフライヤーのアカウントとの連携オプションが表示されるようになっている。

なおBAPとBATの交換はできないため、現在BAPを持っている日本のクリエイターは、4月30日までにペイパルアカウントを接続し、支払いを受ける必要があるとのことだ。

また、一般のユーザーに関しても近日中にビットフライヤーのアカウントの接続ができるようになるとのこと。ユーザーはビットフライヤーアカウントを接続することで、Brave Ads(広告を視聴することで報酬を受け取る機能)で受け取ったBATをビットフライヤーで取り扱われている他の通貨と交換したり、自分のイーサリアムアドレスに引き出しができるようになるとのことだ。

編集部のコメント

ブレイブは個人データを収集するような広告をブロックする機能「BRAVE SHIELDS」をもつブラウザです。広告をブロックすることでブラウザが軽くなるという利点がある他、反対に広告を閲覧することでユーザーはブレイブの独自トークン「BAT(ベーシックアテンショントークン)」を取得することもできます。

またブレイブではサイトや動画のクリエイターはユーザーから「BAT」による投げ銭により支援を受けられる機能「Brave Rewards」が搭載されています。

参考:Brave「ビットフライヤーとの連携サービスを発表」 ・「BAPシステムからBATシステムへ移行」

(images:iStocks/pgraphis・Kateryna-Bereziuk)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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