テザー、AIエージェント向け決済基盤「AIsa」に戦略的出資

TetherがAIsaに戦略的出資

ステーブルコイン事業を展開するテザー(Tether)の独立投資部門テザー・キャピタル(Tether Capital)が、AIエージェント向け決済基盤を提供する米AIsaに戦略的出資した。両社が10月15日に発表した。

今回の資金調達はシード期の追加ラウンドとして実施され、テザーに加え、シンガポール拠点のベンチャー投資会社ハイヴン(HIVEN)が戦略的投資家として参加した。この資金調達により、AIsaの累計調達額は900万ドル(約14.2億円)を超えたという。なお、テザーとハイヴンの個別の出資額や取得持分は公表されていない。

AIsaは、AIモデル、データ、API、ソフトウェア、計算資源などを、AIエージェントが単一の窓口から利用できるプラットフォームを開発している。利用料金は法定通貨またはステーブルコインで、利用量に応じて支払える。

同プラットフォームには、アクセス権限、予算、支出上限、承認フロー、監査履歴などの管理機能が備わっている。企業は、AIエージェントが利用できるサービスや支出を管理しながら、外部データの取得や業務ツールの利用を自動化できるという。

テザーによると、AIsaは25万以上のAIエージェントが同プラットフォーム上で稼働し、1億件以上の取引を処理したと報告している。また、AIエージェントは同プラットフォームを通じて、5,000以上のAPIやスキル、モデルなどに接続できるという。

なおAIsaは7月3日、中国のテクノロジー大手アリババ(Alibaba)と米ベンチャーキャピタルのトライブキャピタル(Tribe Capital)が共同主導したシードラウンドを含め、累計650万ドル(約10.5億円)の資金調達を発表していた。 

参考:テザー・AIsa
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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