ラップドビットコイン「cbBTC」、ベースからモナドへ転送可能に、チェーンリンクのCCIP採用で

BaseのcbBTCをMonadへ転送可能に

ラップドビットコイン「cbBTC(Coinbase Wrapped BTC)」が、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ネットワーク「ベース(Base)」から、EVM互換のレイヤー1ブロックチェーン「モナド(Monad)」へ転送可能になった。モナドが3月2日にブログで発表した。

cbBTCの転送には、チェーンリンク(Chainlink)のクロスチェーン相互運用プロトコル「CCIP(Cross-Chain Interoperability Protocol)」が用いられたとのこと。実際にカーバンス(Curvance)やネバーランド(Neverland)などといったモナド上のDeFi(分散型金融)アプリがcbBTCの採用を進めているという。

ベースからモナドへcbBTCの転送が可能になったことで、モナド上のDeFiアプリで提供できるユースケースが広がるとのこと。具体例として、ビットコイン(BTC)建ての貸付・借入市場、流動性強化、ルーティング、デリバティブ、ボールト、ストラクチャード商品が挙げられている。

cbBTCは、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が発行する、イーサリアムのトークン規格ERC-20に準拠した暗号資産だ。コインベースによると、cbBTCは同取引所が保有するBTCに1:1で裏付けられており、イーサリアムとベースの他にソラナ(Solana)、アービトラム(Arbitrum)で展開されているという。

2025年12月11日、コインベースは自社発行のラップド資産「コインベース・ラップド・アセット(Coinbase Wrapped Assets)」のブリッジ基盤として、CCIPの採用を発表した。CCIPの採用により、同ラップド資産に含まれるcbBTC、cbETH、cbDOGE、cbLTC、cbADA、cbXRPなどが、複数のブロックチェーン間で移転・展開が可能になるとされた。

CCIPは、異なるブロックチェーン間の相互運用を可能にするクロスチェーンプロトコルで、チェーンリンク提供の分散型オラクルネットワークを基盤としている。発表によると同ネットワークは、これまでに累計28兆ドル(約4,394兆円)超の取引価値を支えてきたという。 

参考:モナド
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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