USDCとアルゼンチンペソの売買価格を提示
アルゼンチンの証券会社アラリア(Allaria S.A.)が、米ドル建てステーブルコイン「USDC」を規制下の関連法人を通じて発行する米サークル(Circle Internet Group)との提携を10月20日に発表した。両社は、アルゼンチンにおけるUSDCの流動性と機関投資家向けアクセスの拡大を目指す。
今回の提携では、アラリア・デジタル(Allaria Digital S.A.)が、対象となる参加者にUSDCへの直接アクセスを提供する。利用には、適用される規制上の要件に加え、同社が定める利用資格やサービス条件を満たす必要がある。
一方、アラリアは現地市場で、USDCとアルゼンチンペソ(ARS)の取引ペア「USDC/ARS」の買値と売値を提示する。同社の既存の取引インフラを活用し、USDCの売買を希望する参加者に対して流動性を提供する仕組みだ。
両社はこれにより、売買を支える市場の厚みを増し、取引執行の効率向上を図るという。サークルのUSDCインフラと、アラリアが持つ現地の資本市場や資産取引に関する能力を組み合わせる方針だ。
アラリアは、自社開発のアルゴリズム取引技術を用い、アルゼンチンとブラジルの主要市場でマーケットメーカーとして活動しているという。マーケットメーカーとは、売買価格の提示などを通じて、市場での取引成立を支える事業者を指す。
なおアラリア・デジタルは、アルゼンチン国家証券委員会(CNV)に登録された仮想資産サービスプロバイダー(PSAV)で、登録番号は132。同社は個人・機関投資家向けに、デジタル資産の取引やカストディ(保管・管理)サービスを提供している。
Circle 🤝 @Allaria_SA Expanding USDC liquidity and institutional access in Argentina. Allaria will provide two-sided USDC/ARS quoting across local markets and support USDC access for eligible participants. Connecting digital dollars with Argentina’s financial markets. https://t.co/JXq48BOcDc
— Circle (@circle) October 20, 2026
参考:アラリア
画像:PIXTA