ウィンクルボス、「ジーキャッシュ(ZEC)」現物ETPを米SECにS1申請

Winklevoss Zcash ETF申請

ウィンクルボス(Winklevoss)兄弟が関与するウィンクルボス・アセット・サービシズ(Winklevoss Asset Services)がスポンサーを務める「Winklevoss Zcash ETF」の登録届出書(Form S-1)が、米SEC(証券取引委員会)に10月6日付で提出された。

同ETFは、ジーキャッシュ(Zcash)のネイティブトークン「ZEC」に現物で投資するETP(上場投資商品)だ。保有するZECの価格から運営費用などを差し引いた投資成果の提供を目指すとのこと。米ナスダック(Nasdaq)への上場を予定し、ティッカーシンボル「WINK」が使用される計画だという。

スポンサー手数料は年0.25%が予定されている。ZECのカストディは、暗号資産(仮想通貨)の保管サービスを提供するジェミナイ・トラスト・カンパニー(Gemini Trust Company)が担う。

またウィンクルボス兄弟が、共同創業者兼プリンシパルを務める投資ファンドのウィンクルボス・キャピタル・ファンド(Winklevoss Capital Fund)は、関連会社を通じて同ETFの持分を最大1億ドル(約158億円)購入する意向を示している。なお、実際の購入額が1億ドルを上回る場合や下回る場合、購入しない場合もあるという。

現段階は登録届出書の提出段階で、上場や販売開始が確定したわけではない。提出書類では、登録届出書が有効になるまで持分を販売できないとしている。

なおウィンクルボス兄弟は、以前からジーキャッシュエコシステムを支援しているとのこと。1月には独立系Zcash開発組織のシールデッドラボ(Shielded Labs)に、3,221ZEC(当時約120万ドル相当)を寄付した。同組織によると、ウィンクルボス兄弟からの寄付は2023年に続き2回目だった。

なおZECの現物ETPでは、暗号資産運用会社グレースケール(Grayscale)組成の「The Zcash ETF(ZCSH)」が8月25日に米NYSEアーカ(NYSE Arca)で取引を開始した。同社によると、同商品はZECへの現物エクスポージャーを提供する世界初のETPだ。

参考:SEC
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
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