タイ副首相、プーケットで外国人観光客向けのビットコイン決済試験運用へ=報道

プーケットでBTC決済試験運用へ=報道

タイの副首相ピチャイ・チュンハワジラ(Pichai Chunhavajira)氏が、プーケットで外国人観光客を対象に暗号資産(仮想通貨)決済の試験運用を開始予定であると、タイマーケティング協会主催のセミナーで発表した。このことはタイのニュースメディア「ザネーション(The Nation)」が1月8日報じた。

このプロジェクトでは、外国人観光客がタイの暗号資産取引所を通じて本人確認を行い、その後ビットコイン(BTC)を購入し、プーケットでの商品購入に使用できるという。決済後、ビットコインはタイの決済機関を通じてタイバーツに交換できるとのこと。

また、このプロジェクトは、タイの現行法の枠組み内で実施されるため、法改正は必要ないとされている。

ちなみに、タイには「ビットコインの町」として知られるカラシン県のフアイプエン村があり、地元住民がビットコインを日常的に使用する地域がある。

参考:ザネーション
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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