米サークル、「Polygon USDC」対応へ

米サークルが「Polygon USDC」対応へ

米ドルステーブルコイン「USDC」を発行するサークル(Circle)が、ポリゴンブロックチェーン基盤の「USDC」の直接的なサポートを開始したことが6月7日に分かった。

サークルの決済及び財務管理プラットフォームがポリゴンUSDCに対応する。ユーザーは直接ポリゴンUSDCを利用できるようになり、ポリゴンUSDCの決済や法定通貨との交換がシームレスにできるようになる。またサークルのAPIを利用する開発者は、法定通貨からポリゴンUSDCへの交換フローをより簡単に自動化できるようになるとのことだ。

なおポリゴンUSDCは、イーサリアム基盤のUSDCが、ポリゴンブリッジ(Polygon Bridge)を介してポリゴンネットワークにブリッジされた際に作成される。

サークルの発表によれば、ポリゴンは5月時点で19,000以上の分散型アプリ(dApps)と270万以上のウォレットをホストしているという。

またサークルは今年2月にソラナ(SOL)を発行するソラナラボ(Solana Labs)とQRコード決済が可能な「ソラナペイ(SolanaPay)をローンチした。「ソラナペイ」の加盟店は、ソラナブロックチェーン上の「USDC」、ソラナのネイティブトークン「SOL」、その他のソラナベースのトークンでの決済受け入れが可能になった。

参考:サークル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Vit_Mar・PerlaStudio・artacet

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【9/29話題】フラクトンとアービトラム財団が提携、コインベースが米国外個人ユーザーに無期限先物取引を提供へなど

Arbitrum Japanが日本市場で展開開始、フラクトンがアービトラム財団と提携で、イーサL2「Arbitrum」、アービトラムオデッセイ再開へ、バイナンス、ペイセーフユーザーのユーロ取引を停止、ブエノスアイレス、ブロックチェーンベースのデジタルID発行へ、国内初、オーケーコインジャパンにスイ(SUI)上場へ、米コインベース、米国外の個人ユーザー向けに無期限先物取引を提供へ、DFINITY財団が「ICP Asia Alliance」立ち上げ、アジア全土でのweb3導入促進に向け、香港認可のHashKey Exchange、アバランチ(AVAX)取り扱い開始、米SEC、ブラックロック・ヴァルキリー・ビットワイズ申請の現物ビットコインETF承認判断を再度延期、米SEC、ヴァルキリーのイーサリアム先物ETFを承認=報道、人気NFT「BAYC」とストリートファッション「BAPE」、コラボコレクション販売へ