OpenSea、NFTアグリゲータ「Gem」を買収

OpenSea、NFTアグリゲータ「Gem」を買収

NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)が、NFTアグリゲーターのジェム(Gem)を買収したことが4月25日に分かった。

ジェムは複数の主要なマーケットプレイスで出品されているNFTを、同社プラットフォームを通じて最適な価格で売買できるサービスを提供している。なお今回の買収額は明らかになっていない。

買収後も、ジェムは独立のプロダクトおよびブランドとして、オープンシーから独立した状態で運営される予定だという。またこの買収によって、オープンシーはジェムの主要な機能をマーケットプレイスに導入し、NFTの購入をよりシームレスにできるようにする方針を示した。

OpenSea共同設立者兼CEOのデビン・フィンザー(Devin Finzer)氏は、次のようにコメントしている。

「ジェムのロードマップに投資し、最終的にはより多くの人々をNFTの世界に迎え入れることができることに興奮しています。とはいえ、私たちが今日発表するような大きな決断を検討するとき、そのすべての側面を徹底的に評価していることを、コミュニティの皆様に知っていただくことが重要です。私たちはプロダクトやユーザーと同じように、一緒にパートナーシップを築いていく仲間にも価値を置いています」

参考:オープンシー
デザイン:一本寿和

images:iStock/pgraphis

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した