英広告規制当局、アーセナル公式ファントークンのプロモーションを警告

アーセナル公式ファントークンのプロモーションへ警告

イングランドのプロサッカークラブであるアーセナルFCの公式ファントークンに関するプロモーションが、英国の広告規制当局より警告および改善指示を受けていたことが分かった。

アーセナルFCは今年8月、ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)との提携を通じ、公式ファントークン「$AFC」の販売を行っていた。また「$AFC」は10月にチリーズのファントークンを取引できるプラットフォーム「Chiliz Exchange」で取り扱いが開始されていた。

英広告基準局(Advertising Standards Authority:ASA)によるとアーセナルへの警告は、8月6日のウェブサイトでの投稿と8月12日のFacebookページへの投稿に対し行われた。

ASAはこの2つの投稿について、「暗号資産への投資を軽視し、消費者の経験不足や信用を利用した無責任な投稿」であり、「投資のリスクが説明されておらず、誤解を招く」とし、また「ファントークンが暗号資産であることと、ファントークンを入手する為には、口座を開設し、別の暗号資産であるチリーズ(CHZ)を購入し交換する必要があることを明確に説明していなかった」と指摘をしている。

これに対しアーセナルは、ファントークンは娯楽のために設計されており、今回のプロモーションはファンの参加を促すためのものであるとし、ファントークンが支払いの手段である通貨とは異なると主張。また広告が表示された時点では、トークンは売買取引できなかったとし、広告が暗号資産への投資を促すためのものでないとアーセナルは否定している。

ASAは今回のプロモーションが投資商品または金融商品として宣伝していないことを認めているものの、ユーザーに対し暗号資産のリスクや、利益に関して潜在的に税金がかかることなどが伝えられていないとしており、最終的にASAはこれらのプロモーションは広告基準に反すると判断し、アーセナルへ改善指示を出している。

関連ニュース

アーセナル、チリーズのSocios. comでファントークン発行へ

参考:ASA
デザイン:一本寿和
images:iStocks/msan10・Sterling750

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【1/20の話題】ビットポイントでディープコイン(DEP)上場、米個人年金積立で暗号資産購など(音声ニュース)

国内初、ビットポイントでDEAのディープコイン(DEP)上場へ、米個人年金積立で暗号資産購入、iTrustCapitalが約143億円調達、LINE、グローバル向けNFTプラットフォーム「DOSI」発表、米銀行ら発行のステーブルコイン「USDF」、銀行間送金に成功、米コインベースにShping Coin(SHPING)上場、アスター(ASTR)、クーコインに上場、FTXでPsyOptions(PSY)上場へ、OpenSea、暗号資産ウォレットのダルマ・ラボ買収、全豪オープン、記念NFTコレクションをリリース、コインハイブ事件、最高裁で逆転無罪に、南葛SCとSHIBUYA CITY FC、選手報酬一部をトークンで。南葛は稲本潤一選手も入団でホルダーに、バスケB3リーグ「鹿児島レブナイズ」、FiNANCiEでクラブトークン発行

Sponsored