南アフリカ準備銀行、リテール型中銀デジタル通貨の実現可能性の調査開始

南アフリカ準備銀行、リテール型中銀デジタル通貨の実現可能性の調査開始

南アフリカ準備銀行(SARB)が、同国においての中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実現可能性について調査開始したことを5月25日発表した。

SARBが今回調査を行うのは、リテール型のCBDCだ。CBDCについてはホールセール型CBDCとリテール型CBDCの2種類があり、ホールセール型は中央銀行と民間銀行など金融機関が利用、一方でリテール型は個人や企業が利用するものと考えられている。なおSARBはリテール型CBDCについて「現金と電子決済の両方の最良の特性を提供することを目的とした、デジタル形式の現金」と定義している。

リリースによると今回の実現可能性調査の目的は「CBDCを発行することがSARBの政策的立場と任務にどのように反映されるかを検討することにある」としている。なおSARBは、現段階ではリテール型CBDCの発行を決定していないとのことだ。

SARBでは2018年にホールセール型CBDCについての実験を中央銀行としては初めて着手しており、米ブロックチェーン企業のConsenSys(コンセンシス)をコンサルタントに迎えていた。

SARBは過去と今回の2つのCBDCの調査によって、同行の政策の整合性や調整が改善されることが期待されていると説明をしている。

なお今回のリテール型CBDCの実現可能性調査は2022年に終了する予定であるとのことだ。

参考:南アフリカ準備銀行
デザイン:一本寿和
images:iStock/flowgraph・Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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