BlockFi取締役に元CFTC委員長が就任

BlockFi取締役に元CFTC委員長が就任

暗号資産(仮想通貨)運用プラットフォームであるブロックファイ(BlockFi)が、元CFTC議長のクリストファージャンカルロ(J.Christopher Giancarlo)氏の取締役就任を4月20日発表した。

ジャンカルロ氏はブロックファイの取締役会のメンバーとして、ブロックチェーンの革新、規制当局の動向、成長のための取り組みといった戦略的事項について、ブロックファイに助言を提供する。

ジャンカルロ氏はバラク・オバマ大統領とドナルド・トランプ大統領の下で、2014年から2019年まで米国商品先物取引委員会(CFTC)の第13代委員長を務めた人物だ。さらにジャンカルロ氏は米国金融安定化監視委員会、金融市場に関する大統領の作業部会、国際証券委員会機構の執行委員会のメンバーを務めた経験もある。そしてジャンカルロ氏は6月に野村ホールディングスの社外取締役を引き受ける予定となっている。

ジャンカルロ氏は「デジタル資産の導入が加速する中、金融業界にとっては、投資家や経済全体に最も貢献する方法で、これらのイノベーションをどのように適応させ、統合するかを検討することが非常に重要です。デジタル資産と伝統的な金融の間のギャップを埋めるというBlockFiの使命は、責任を持って思慮深くイノベーションを管理しつつ、顧客の経済的な幸福を向上させる方法のモデルを提供しています」とコメントしている。

BlockFiのCEO兼共同創業者であるザック・プリンス(Zac Prince)氏は「ジャンカルロ氏は、伝統的な金融とデジタル金融の両方で高く評価されており、金融イノベーションを体系的、実践的、戦略的に進めようとする彼の姿勢は、当社の発展にとって非常に貴重なものです。またBlockFiの経営陣と私は、動きの速い成熟した市場で事業を拡大していく上で、ジャンカルロ氏と一緒に働き、彼の経験を活かせることに興奮しています」とコメントしている。

参考:BlockFi

(images:iStock/Rawpixel

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる