アンカレッジとエセナ、機関向け融資で協業拡大。担保管理にAtlas活用

Anchorage DigitalとEthena Labs協業拡大

機関向け暗号資産プラットフォームのアンカレッジ・デジタル(Anchorage Digital)が、米ドルステーブルコイン「USDtb」を手がけるエセナラボ(Ethena Labs)との協業拡大を6月2日に発表した。

両社は、アンカレッジ・デジタルの担保管理・決済インフラ「アトラス・コラテラル・マネジメント(Atlas Collateral Management)」を通じ、機関向け融資分野での連携を強化するとのこと。アトラスは担保とローンの閾値をリアルタイムで監視し、マージン処理を支援するとともに、必要に応じてルールベースの対応を実行するという。

またアンカレッジ・デジタルは、エセナラボの機関向け融資投資活動において担保管理者を務めるという。

今回の取り組みにより、エセナラボはローンに投資できる一方、借り手の担保は完全にオンチェーンへ移されるのではなく、アンカレッジ・デジタルのカストディ内に保管されるとのこと。

アンカレッジ・デジタルによると、多くのDeFi(分散型金融)融資市場では担保をオンチェーンへ直接移す必要があるという。これは、適格カストディや分別管理された口座での資産保管を求める機関投資家にとって課題になり得るという。

アトラスは、担保をアンカレッジ・デジタルのカストディ枠組み内に置いたまま、プロトコル主導の融資市場へのアクセスを可能にする設計とのことだ。

アンカレッジ・デジタルとエセナラボは2025年7月、USDtbをめぐる戦略的提携を発表した。USDtbの米国発行体は、アンカレッジ・デジタル傘下の、米国初の連邦認可暗号資産銀行であるアンカレッジ・デジタル・バンク(Anchorage Digital Bank)が務めている。

参考:アンカレッジデジタル
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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