金商法改正案が閣議決定、暗号資産を金融商品として規制へ

金商法改正案が閣議決定

暗号資産(仮想通貨)を金融商品として規制対象に含める「金融商品取引法及び資金決済に関する法律の一部を改正する法律案」が、4月10日に閣議決定した。

同改正案が今国会で成立すれば2027年度に施行される見通し。暗号資産の無登録業者に対しての罰則を強化、暗号資産を対象とするインサイダー取引規制などが含まれる。「日経新聞」の報道によると登録業者の名称も「暗号資産交換業者」から「暗号資産取引業者」に変更されるという。

なお暗号資産の分離課税化や損失の3年間繰越控除については、関連する令和8年度税制改正で既に措置されており、その適用は金融商品取引法改正法の施行が前提となる。時期については、「金融商品取引法の改正法の施行の日の属する年の翌年の1月1日」となるため2028年となる可能性が高い。

片山さつき財務・金融相は同日の閣議後の記者会見で「この法案は、我が国の金融資本市場の変化に対応して、成長資金の供給を拡大するとともに、市場の公正性、透明性及び投資者保護を確保するため、暗号資産に係る規制の見直し、企業のサステナビリティ情報の開示とその保証、スタートアップ企業への資金供給の促進、有価証券に関する不公正取引規制等の見直し等に関する制度を整備するものです。今国会におきまして、早期のご審議をお願いしたいと考えています」と話した。

参考:首相官邸記者会見日経新聞
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

ビットワイズのステーキング対応「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETP、ドイツ証券取引所クセトラに上場

暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)組成の暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETP(上場投資商品)が、ドイツ証券取引所(Deutsche Börse)の電子取引システム「クセトラ(Xetra)」に上場した。同ETPはステーキング対応となる。同社が4月9日に発表した

【4/9話題】バイナンスジャパンでPayPayマネーでの即時入出金、モルガンスタンレーのビットコインETF上場、韓国が暗号資産規制を全面強化など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored