ブロックチェーンゲームの熱気を帯びた、七夕の夜 〜YGG Japan TANABATA Networking Partyレポート〜

設楽悠介

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ブロックチェーンゲームの熱気を帯びた、七夕の夜

ブロックチェーンゲームギルド「Yield Guild Games」の日本法人「YGG Japan」が、沖縄で現在開催中の「IVS Crypto」に合わせ、完全招待制のネットワーキングパーティ「Tanabata Networking Party」を七夕の夜、7月7日に開催した。

那覇市内のホテルに、国内外の主要なゲームパブリッシャー、ゲームスタジオ、IPライセンサー、web3テック企業などが一同に集結した。

イベントの冒頭では、Yield Guild Games Co-founder Gabby Dizon氏がスピーチした。

こんにちは、フィリピンから来たYield Guild Games(YGG)の共同創業者のGabby Dizonです。この場にいられることを大変光栄に思います。私を招待し、このパートナーシップを実現させてくれたIVCとIVSに感謝しています。

2020年、ブロックチェーンゲームを世界に広めるためにYGGを作りました。世界中の数十億人以上の人々が情熱的にゲームをしていますが、多くの人々はまだゲームプレイから金銭的な価値を得ていません。それを変えるために、私たちはここにいます。

今私たちはゲームプレイヤーに自分の資産を所有してもらい、ゲーム内の仮想経済の一部を所有してもらう、ういう世界観を広めていくことにワクワクしています。

2020年にYGGをスタートさせ、世界中のトップVCから投資を受けてきました。そして、東南アジア、インド、ラテンアメリカ、ブラジルなど、さまざまな場所でYGGのサブDAOをスタートさせました。

そして今回、日本のゲームプレイヤーにブロックチェーンゲームを提供し、さらに日本のIPを世界中のブロックチェーンゲーマーに提供するために、YGG Jaoanの設立できたことを大変誇りに思っています。

私たちは、日本のトップゲームパブリッシャーやIPホルダーらと協力し、日本のコンテンツをブロックチェーンゲームに提供することを楽しみにしています。


続けてYGG Japan Co-Founder 藤原哲哉氏がスピーチした。

今回オフラインでこのような会を開催できてとても嬉しく思っています。このような機会を作れたのも、IVC様、IVS様に感謝しております。ありがとうございます。

GameFiのトレンドの変化に伴い、Guildに求められてくることも大きく変わってくると思っています。変化に対応するべく、YGG JapanはGuild Ver2.0を目指していきます。どういった準備をしているか、詳細は個別でお話させていただければと思っています。

先日プレスリリースを発表させていただきましたが、インキュベーションラウンドで2.8Mドルの資金調達を完了しました。そして、早速ではありますが、次のフェーズに移行し、プライベートラウンドをはじめます。

そして9月15日から18日に開催される「東京ゲームショウ2022」に出展をすることが決定しました。東京ゲームショウにギルドが出展することで、より多くのゲームユーザーをブロックチェーンゲームの世界に導きたいと思っています。また、ブロックチェーンゲームの認知をより拡大するために、多くのパートナーの皆様と盛り上げていきたいと考えています。協賛していただけるパートナー様いらっしゃいましたら、是非お声がけいただけると嬉しいです。


その後ネットワーキングパーティーが始まった。当初150名の定員で開催される予定で招待制であったにもかかわらず、口コミで開催の噂が広がり、当日は300人近い来場者が訪れ、多くの参加者がブロックチェーンゲームの可能性について語り合った。

YGG Japan Co-Founder 藤原哲哉氏に取材

なお「YGG Japan」は先日5日インキュベーションラウンドで2.8百万米ドル(約3.8億円)の資金調達を完了したことを発表している。出資者にはInfinity Ventures Crypto(IVC)、Animoca Brands、YIELD GUILD GAMES、YGG SEA、アカツキ、double jump.tokyo Inc. 、CryptoGames Inc. 、アリーバ・スタジオ、Kiii、Daysの計10社と、国光宏尚氏、三宅裕之氏、森和孝氏、Mr.Blockの4名の投資家が名を連ねる。

ネットワーキングパーティーで「あたらしい経済」編集部はYGG Japan Co-Founder 藤原哲哉氏に取材した。

–今後のお取り組みについて教えてください。

先日調達をしましたが、次のラウンドをはじめ、戦略的なパートナーを増やしていこうと考えています。

私たちの勝ち筋は、多くの日本のゲーム会社様に入ってきてもらい、プロダクトもしっかり集め、正しいユーザープールを作りにくいことだと思っています。そうすることで「YGG Japan」のユーザーの皆様にはより良質なゲームをご案内し、ゲーム会社様には良質なユーザーの皆様へのマーケティングの機会を提供する。そういった関係性のあるプラットフォームに成長させるため、ゲーム会社様、ユーザー様に歩み寄ってビルドしていきたいと思っています。

また私たちはYGGのグループとして、日本のゲームタイトルをそれぞれの地域のコミュニティと連携して世界に発信していきたいと思っています。

–現在暗号資産市場が暴落し、冬の時代だと言われています。この状況が御社のビジネスにどう影響を与えると考えていますか?

私たちがよりフォーカスしたいのは、現在のアーリーアダプターであるクリプトユーザーだけでなく、マスアダプションした際のゲームユーザーです。次の市場の盛り上がりの際、ブロックチェーンゲーム市場がマスアダプションするであろうタイミングで良いポジション取れるように、今私たちはしっかりと準備や仕込みを終わらせておきたいと考えています。

また現在の市場状況は、一般ユーザーがブロックチェーンゲームを遊びやすい、比較的安価にプレイできるというタイミングであると思っていますので、そういう意味ではチャンスかもしれないと感じています。

「YGG Japan」は、国内外で人気の高いブロックチェーンゲームをより多くの日本ゲームユーザーに体験してもらうためのブロックチェーンゲームの入口となるプロダクトを提供していくますのでご期待ください。

「YGG Japan」とは?

Yield Guild Games(YGG)は、ブロックチェーンゲームで利益を生み出すNFT(Non Fungible Token)を提供する、世界最大のDAO型ゲーミングギルドであり、24カ国以上で10万人以上のプレイヤーと2万人以上のスカラーを抱えています。YGGが日本進出し設立したYGG Japanは、日本のゲームユーザーを「Play to Earn」の先にある、「Play and Earn」の世界へ導くことを目指しています。また、日本のゲーム会社が世界に向けてブロックチェーンゲームを立ち上げることもサポートします。これまで日本では多くのグローバルIPが生まれ、世界で尊敬されているゲーム会社も多数あります。世界に誇るゲーム文化を持つ日本のコンテンツがグローバルで拡大するよう、YGG Japan及びYGGグループは全力でサポートしていきます。

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この記事の著者・インタビューイ

設楽悠介

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長
幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で編集や電子書籍事業、新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」のボードメンバー。テレビ番組「スポットライト」(RKB)、ラジオ「テンカイズ」(TBS)にレギュラー出演。「みんなのメンタールーム(Amazon audible)」「風呂敷畳み人ラジオ(Voicy)」「あたらしい経済ニュース」等のポッドキャストも配信。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長
幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で編集や電子書籍事業、新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役を兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」のボードメンバー。テレビ番組「スポットライト」(RKB)、ラジオ「テンカイズ」(TBS)にレギュラー出演。「みんなのメンタールーム(Amazon audible)」「風呂敷畳み人ラジオ(Voicy)」「あたらしい経済ニュース」等のポッドキャストも配信。著書に『畳み人という選択』(プレジデント社)。

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