ANAPがビットコイン追加購入
東証スタンダード上場企業のANAPホールディングスが、同社子会社のANAPライトニングキャピタルによるビットコインの追加取得を12月4日に発表した。
発表によると今回ANAPライトニングキャピタルは12月3日付で54.5126BTCを取得した。取得金額は8億円となっている。
これによりANAPライトニングキャピタルが保有するビットコインの合計数は、1,200.2078BTCとなった。同ビットコインの総投資金額は179億5,153万5,302円。1BTCあたりの平均取得額は1,495万7,023円とのこと。12月3日時点の評価損益は、△7億1,017万8,116円だ。
なお同評価損益のうち、2025年8月期までに計上した損益は12億1,856万1,531円。当年度に帰属するのは△19億2,873万9,647円とのことだ。
ANAPホールディングスは、若年層女性向けのカジュアルファッションブランド「ANAP(アナップ)」を展開するANAPも子会社に持つ企業。
ANAPは今年4月に持株会社体制へ移行し、社名を「株式会社ANAP」から「株式会社ANAPホールディングス」に変更。これに伴いアパレル事業は新設された「株式会社ANAP」へ承継されている。また同時に、投資関連事業を行う「株式会社ANAPライトニングキャピタル」の他、美容サロン関連事業を行う「株式会社AEL」、「株式会社ARF」を新設し、事業の多角化を進めている。
また4月より「株式会社ANAPホールディングス」の代表取締役会長(CEO)兼執行役員(現代表取締役社長)に就いた川合林太郎氏は、ビットコイン関連会社へ投資を行うフルグル合同会社のCEO、および今年4月25日に東京四谷にオープンした「Tokyo Bitcoin Base(TBB)」運営会社である株式会社BH Tokyoの代表取締役兼CEOも務めている人物だ。
参考:ANAP
画像:PIXTA