BlockStreamがビットコインマイニング施設とマイニングプール立ち上げ、ロビンフッドがイギリスで金融仲介業免許取得、CBcloudがソフトバンクや佐川急便らから資金調達などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

BlockStreamがビットコインのマイニング施設とマイニングプール立ち上げを発表

・ビットコイン関連技術の開発に注力するBlockStreamが、マイニング事業を正式に始めたことを発表

・BlockStream Miningは2つのサービスから成り立っている。1つ目は利用料と引き換えに同社のデータセンターでマイニングを代行するクラウドマイニング型の企業向けサービス。もう1つはマイニングプールのサービス。それは、中央集権化対策の新しいプロトコルBetterHashを採用している

・そしてマイニングプールサービスの最初の顧客にFidelityの子会社Fidelity LabsとLinked Inの創業者リードホフマンがなっていることも明らかになった

・ちなみに、BlockStreamは2017年からマイニング事業を始めていた。その理由は、「グローバルに見てビットコインのマイニング事業者が分散化しておらず、ビットコインが本来の価値を発揮できていないと、BlockStream社は考えたから」とリリースに記載されている

株式/仮想通貨投資のアプリ「ロビンフッド」がイギリスで金融仲介業免許を取得

・ロビンフッドの子会社であるロビンフッド・インターナショナルがイギリスの金融サービスを規制する金融行為規制機構(FCA)より、英国で金融業の仲介業者として活動することを許可されたことが明らかになった

・これにより、ロビンフッドはイギリスの顧客に投資プラットフォームを提供できるようになる。そしてロビンフッドのミッションである「すべての人々に金融を民主化する」を達成するための重要なステップになる

・ロビンフッドのCEOはプレスリリースで「今日はロビンフッドの新しい章の始まりであり、英国の顧客に投資プラットフォームをもたらすための最初の重要な一歩を踏み出すことに興奮しています」とコメントしている

CBcloudが、ソフトバンク、佐川急便、日本郵政キャピタル、シーアールイーの4社より12億円の資金調達

・CBcloud株式会社が、ソフトバンク株式会社をリード・インベスターとして、佐川急便株式会社、日本郵政キャピタル株式会社、株式会社シーアールイーの4社を引受先とする第三者割当増資を実施したことを発表

・CBcloudは8月1日にシリーズBラウンドとなる総額約12億3,900万円の資金調達を完了し、融資を含む累計調達額は約18億9,000万円となったとのこと

・CBcloudは軽貨物ドライバーと荷主を即時につなぐマッチングプラットフォーム「PickGo」やAIやブロックチェーンを活用した動態管理システム「ichimana」の提供をしている企業

・同サービスを通じ、CBcloudは軽貨物ドライバーが直面する不安定な労働条件の改善と荷主の利便性の追求、およびITソリューションの提供による運送業界の効率化を促進し、社会インフラとしての運送網の強化に取り組んでいる

「キャプテン翼ZERO」グローバル版の事前登録受付が開始し、仮想通貨を配布するイベントも開催予定

・GMOインターネット株式会社が、スマートフォン向けリアルタイムサッカーシミュレーションRPG「キャプテン翼ZERO~決めろ!ミラクルシュート~」のグローバル版で「Captain Tsubasa ZERO -Miracle Shot-」の事前登録を8月8日より開始した

・グローバル版「Captain Tsubasa ZERO -Miracle Shot-」は、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語の7言語に対応し、90超の国・地域へ向けて、2019年9月中旬にリリース予定になっている

・グローバル版のリリースを記念して「CryptoChips」という機能で仮想通貨を配布するイベントが開催予定 ・「CryptoChips」は、ゲームアプリに実装することで、ゲーム内のランキングや、ミッション達成時、アイテム獲得時などの様々な条件に応じて、報酬としてプレイヤーに仮想通貨を配布できるGMOが開発した仕組み。報酬となる仮想通貨はプレイヤーが予め登録したウォレットへ配布される

イベント情報「Web3 Summit 2019 Funkhaus Berlin」報告会 presents by #あたらしい経済 8月29日に開催決定

・イベント詳細とお申し込みはこちら

 

※詳しくはニュース解説は以下のラジオでお楽しみください

ラジオ再生は以下から(再生ボタンを押して10秒程度お待ちください)

Apple Podcastで聴く

Apple の Podcastでも配信しております。以下から購読いただくことで、お気軽にラジオをお楽しみいただけますのでぜひご利用ください。

→Apple Podcastを聴く

https://itunes.apple.com/jp/podcast/id1418374342?mt=2

Android スマートフォンで聴く

Android スマートフォンでもGoogle PlayよりPodcastアプリをインストールいただくことでお気軽にラジオをお楽しみいただけますのでぜひご利用ください。

→Android スマートフォン Podcastを聴く

(images:iStock / artsstock)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

アニモカとランボルギーニ、デジタルカーを売買・所有できるプラットフォーム「Fast ForWorld」立上げ

香港拠点のブロックチェーンゲーム開発企業アニモカブランズ(Animoca Brands)が、伊高級スポーツカーメーカーのランボルギーニ(Automobili Lamborghini)と提携し、ランボルギーニの車両をデジタルアセットとして売買および所有できるゲーム体験プラットフォーム「ファストフォーワールド(Fast ForWorld)」の立ち上げを10月2日発表した

【10/3話題】Aptos Labsがハッシュパレット買収、OKJはPLTのAPTに引換え全面サポート、メタプラネットがBTCプット売りなど(音声ニュース)

Aptos Labsがハッシュパレット買収、PLTはAPTに引き換えでELFはアプトス上に移行、OKJがパレットトークン(PLT)のアプトス(APT)引き換え全面サポート、ビットフライヤーは取扱い継続不可のリスク報告、メタプラネットがビットコインのプットオプション売却、プレミアム収入で23.97BTC獲得、米SEC、リップル裁判で控訴。最高裁判例や証券取引法に抵触を理由に、ビットワイズ、米SECに「XRP現物ETF」のS1申請書を提出、FTXが55億円相当の「ワールドコイン(WLD)」を割引価格で売却へ、債権者への資金返済で=報道、SBI VCトレードにニアー(NEAR)上場へ、国内3例目、ステーキングも対応、スイ(SUI)、トークンブリッジ機能「Sui Bridge」のメインネット稼働開始

クリスティーズ、アート作品130点以上にデジタル所有証明書発行、Base採用で

大手アートオークションハウスのクリスティーズ(Christie’s)が、イーサリアム(Ethereum)レイヤー2ブロックチェーン「ベース(Base)」上で、アート作品に対するデジタル所有証明書を発行する。この証明書の発行をする 「ベース」基盤の暗号資産ウォレット「クレサス(Kresus)」が10月3日発表した

OKJがパレットトークン(PLT)のアプトス(APT)引き換え全面サポート、ビットフライヤーは取扱い継続不可のリスク報告

アプトスラボ(Aptos Labs)のハッシュパレット(HashPalette)買収による「パレットトークン(PLT)」の「アプトス(APT)」への引き換え発表を受け、国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKJ(オーケージェー)が「全面的なサポート」をすると10月3日発表した