共同体の変容 国家ってなんだ?(武邑光裕/荒谷大輔/設楽悠介)

共同体の変容 国家ってなんだ?

アカデミーヒルズで開催の「ブロックチェーン技術が世界をどう変えるのか?」をテーマに毎回ゲストを招いて議論するトークシリーズ「WEB3の世界を考える」の、第1回の音源をお届けします。

第1回は「共同体の変容 国家ってなんだ?」をテーマに、メディア美学者の武邑光裕さんをゲストにお迎えし、哲学者・荒谷大輔さん、「あたらしい経済」の設楽悠介が、ブロックチェーン技術があらゆる分野で普及することで、必ずしも文化的アイデンティティを「国家」へ紐付けを強要される必要はないのでは?、などについて語り合いました。

なおアカデミーヒルズでは、このトークを視聴いただいたライブラリー会員様を対象にワークショップを2022年6月30日に開催します。アカデミーヒルズでは、Web3.0が、私たちのライフスタイルに、実際どう関わりうるかを考えるための場を作っていきます。ワークショップの詳細や、今後の「WEB3の世界を考える」の開催に関しては、ぜひアカデミーヒルズのWEBサイトをご確認ください。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしています!

それでは「Web3の世界を考える」第1回のトークイベントの様子をぜひお楽しみください。

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以下の再生ボタンを押して10秒程度お待ちください。もしくは下記の各ポッドキャストスタンドでお楽しみください。

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登壇者プロフィール

武邑光裕 
メディア美学者
メディア美学者、千葉工業大学「変革」センター主席研究員。日本大学芸術学部、京都造形芸術大学、東京大学大学院、札幌市立大学で教授職を歴任。1980年代よりカウンターカルチャーやメディア論を講じ、VRからインターネットの黎明期、現代のソーシャルメディアからAIにいたるまで、デジタル社会環境を研究。2013年より武邑塾を主宰。著書『記憶のゆくたて—デジタル・アーカイヴの文化経済』(東京大学出版会)で、第19回電気通信普及財団テレコム社会科学賞を受賞。2017年、Center for the Study of Digital Life(NYC)フェローに就任。著書に『さよならインターネット GDPRはネットとデータをどう変えるのか』(ダイヤモンド社)、『ベルリン・都市・未来』(太田出版)、新著に『プライバシー・パラドックス データ監視社会と「わたし」の再発明』(黒鳥社)がある。2015年よりベルリンに移住、2021年帰国。

荒谷大輔
江戸川大学 基礎・教養教育センター教授、センター長
1974年生。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。日本文藝家協会会員。専門研究の枠組みに捕われず哲学本来の批判的分析を現代社会に適用し、これまでなかった新しい視座を提示することを得意とする。著書に『資本主義に出口はあるか』(講談社現代新書)、『ラカンの哲学:哲学の実践としての精神分析』(講談社メチエ)、『「経済」の哲学:ナルシスの危機を越えて』(せりか書房)、『西田幾多郎:歴史の論理学』(講談社)、『ドゥルーズ/ガタリの現在』(共著、平凡社)など。

設楽悠介
幻冬舎「あたらしい経済」編集長 / 編集本部コンテンツビジネス局 局長1979年生。明治学院大学法学部卒。幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。また同社コンテンツビジネス局で新規事業やコンテンツマーケティング事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役を兼務、ライツや電子書籍事業担当。個人活動で「みんなのメンタールーム(Amazon audible)」や「風呂敷畳み人ラジオ(Voicy)」、「欲望のSNS(podcast)」等のコンテンツ配信。Forbes Japanで「ポストDXの世界」連載。著書『畳み人という選択』(プレジデント社)。

関連リンク

→アカデミーヒルズ

→6/30開催 メンバー限定ワークショップ(1)「Web3.0の世界を体験する」

 

この番組は一般的な情報の提供のみを目的として配信しているものであり、いかなる暗号資産、有価証券等の取得を勧誘するものではありません。また、当社及び出演者による投資助言を目的としたものではありません。暗号資産投資にはリスクが伴います。投資を行う際はリスクを了承の上、ご自身の判断で行っていただくよう、お願い申し上げます。

Image:iStock Jian Fan

この記事の著者・インタビューイ

アカデミーヒルズ

アカデミーヒルズは、六本木ヒルズの「文化都心」のシンボルとして、知的活動・情報発信の場を提供してまいりました。六本木ヒルズ開業(2003年)とともにスタートした会員制ライブラリーは、これまでの「図書館」の概念を変え、本を収集するのではなく、知識の交換・知の共有をする場という唯一無二の “ライブラリー” として発展し、会員は約4,000名(※平常時)となっています。そして「アーク都市塾」(1988年アークヒルズに開講)から数えると33年間、社会人の学びの場を追求するスクール事業を展開。年間に約 100 本程のセミナー・イベントを開催し、延べ 10,000 人が参加するプログラムを企画・実施してまいりました。
「文化・芸術」は心の糧であり、都市の磁力となるものです。アカデミーヒルズはこれからも、気軽に一流の文化や芸術に接することができる「環境」や、異なる価値観や背景を持つ人々が交流し、協働する「場」と「機会」を提供し、個人のクリエイティブな創造活動のために貢献をしてまいります。

アカデミーヒルズは、六本木ヒルズの「文化都心」のシンボルとして、知的活動・情報発信の場を提供してまいりました。六本木ヒルズ開業(2003年)とともにスタートした会員制ライブラリーは、これまでの「図書館」の概念を変え、本を収集するのではなく、知識の交換・知の共有をする場という唯一無二の “ライブラリー” として発展し、会員は約4,000名(※平常時)となっています。そして「アーク都市塾」(1988年アークヒルズに開講)から数えると33年間、社会人の学びの場を追求するスクール事業を展開。年間に約 100 本程のセミナー・イベントを開催し、延べ 10,000 人が参加するプログラムを企画・実施してまいりました。
「文化・芸術」は心の糧であり、都市の磁力となるものです。アカデミーヒルズはこれからも、気軽に一流の文化や芸術に接することができる「環境」や、異なる価値観や背景を持つ人々が交流し、協働する「場」と「機会」を提供し、個人のクリエイティブな創造活動のために貢献をしてまいります。