ビットコイン決済のストライク、価格下落による清算がないBTC担保ローン提供開始

Strikeが価格下落による清算がないBTC担保ローン開始

ビットコイン決済・金融プラットフォーム提供のストライク(Strike)が、ビットコイン(BTC)担保ローンの新商品「ボラティリティ・プルーフ・ローンズ(volatility-proof loans)」の提供開始を7月8日に発表した。

このローンでは、期間中にBTC価格がどれだけ下落してLTV(担保価値に対する借入比率)が上昇しても、支払いが滞っていない限りマージンコールや担保BTCの自動一部清算は行われないとのこと。一部の米国州で、期間6カ月のタームローン向けに提供開始された。タームローンとは、借入期間や金利、返済条件が事前に定められたローンを指す。

同ローンでは、通常ローンで発生する65%LTVでの警告、70%LTVでのマージンコール、85%LTVでの自動一部清算は適用されないという。一方で条件面では、最大初期LTVは45%に設定される。また、金利は通常ローンのAPRに2.95%相当が上乗せされ、ローン期間中に担保BTCを引き出すことはできない。

なお借り手が月次利息を支払わず、10日間の猶予期間を過ぎた場合、延滞額を補うために担保BTCが一部清算される可能性がある。また満期時の支払いを怠り、10日間の猶予期間を過ぎた場合は、未払い総額を補うために担保BTCが清算され、ローンが終了する可能性がある。

ボラティリティ・プルーフ・ローンズは、新規ローンの組成時、既存ローンの借り換え時、複数ローンの統合時に選択できる。ただし対象はタームローンのみで、ストライク提供の与信枠型ローン「ライン・オブ・クレジット(lines of credit)」には適用されない。また、ローン期間中に通常ローンからボラティリティ・プルーフ・ローンズへ切り替えることや、その逆の切り替えはできない。

参考:ストライク
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。