自社株8.8%を買い戻し、SUI保有量は1億800万枚に
米ナスダック上場企業のスイグループホールディングス(SUI Group Holdings:SUIG)が、2025年第4四半期に実施した自社株買いおよびSUIトレジャリーの状況について、1月8日に公開した。
SUIGは、レイヤー1ブロックチェーン「スイ(Sui)」を支援するスイ財団(Sui Foundation)と公式関係を持つ唯一の上場企業だ。昨年8月に前身のミルシティベンチャーズIII(Mill City Ventures III)から現名称のSUIGへ変更した。同社は、暗号資産(仮想通貨)「スイ(SUI)」を中核としたトレジャリー戦略を進めている。
発表によると、2026年1月7日時点の同社のSUI保有量は108,098,436SUIとなった。SUI保有量はSuiエコシステムにおけるレンディング活動およびネイティブステーキング報酬により増加したとのこと。SUIGが保有するSUIの評価額は、2026年1月7日時点のSUI価格1.81ドルに基づくと約1億9,600万ドル(約309億7,000万円)となる。
また同社は、保有するSUIのほぼすべてをステーキングしており、ステーキング利回りは約2.2%としている。現在の推定日次ステーキング報酬は、約1万2,000ドル(約189万円)であると説明した。
またSUIGは、2025年第4四半期に普通株式7,801,042株を買い戻したという。これは発行済普通株式の約8.80%に相当する。
同社によると、この自社株買いは事前に承認されていた5,000万ドル(約79億円)の自社株買いプログラムに基づくもので、平均取得価格は1株あたり2.02ドル(約319円)だった。
さらに、発行済株式および未行使のプレファンドワラントを含む完全調整後の発行済・流通株式数を約8,090万株とした場合、普通株式1株当たりのSUI保有量は約1.34SUIになるという。これは2025年9月3日時点の1.14SUIから増加した水準とのこと。
このほか同社は、「市場ネット資産価値(mNAV)」についても言及した。mNAVは、デジタル資産の価値、SUI購入に充当可能な現金、およびその他のNAVを合算し、それを発行済普通株式数で割って算出する指標だ。
2026年1月7日時点のSUIG普通株式終値およびSUI価格を用いた試算では、SUIG株はmNAVの約0.64倍で取引されているとSUIGは説明した。
一方で同社は、mNAVについて、財務パフォーマンスや企業価値、流動性を示す指標ではなく、あくまで補足的な指標であると説明している。また、伝統的な純資産価値(NAV)とは同等ではなく他社との比較可能性にも限界があるとした。
$SUIG Q4 2025: Repurchased 7,801,042 shares (8.80% of common) at an avg price of $2.02, lifting $SUI treasury to 108,098,436 tokens (~$196M) with ~$22M in cash and equivalents available for additional SUI acquisitions and buybacks.
— Sui Group Holdings (SUIG) (@officialSUIG) January 8, 2026
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参考:プレスリリース
画像:PIXTA