メタプラが約22.5億円でビットコイン追加購入、総保有数2万136BTCに

メタプラのビットコイン保有数が20,136BTCに

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、ビットコインの追加購入実施を9月8日に発表した。

今回メタプラネットが追加購入したのは22億5,100万円相当のビットコイン。購入枚数は136BTCで、1BTCあたりの平均購入価格は1,655万4,535円とのこと。

これにより同社のビットコイン総保有数は、20,136BTCとなった。なおこの総数の購入価格は3,045億6,300万円で、1BTCあたりの平均購入価格は1,512万5,312円となっている。なお記事執筆時点でのビットコイン価格は、1,646万6,744円だ(9/8 12:30 コインゲッコー調べ)。

また2025年の年初来BTCイールドは487%を達成したとのこと。BTCイールドは、同社のビットコイン保有総額と完全希薄化発行済普通株式数の比率が比較対象期からどのように増減したかを変化率で表すKPI(重要業績評価指標)である。

メタプラネットのビットコイン保有数は、上場企業が保有するBTC保有数ランキングで第6位。第5位は24,000BTCを保有するブリッシュ(Bullish)だ。

メタプラネットは8月13日、2025年第2四半期の連結決算を発表。資料によれば、メタプラネットの売上高は前年同期比で41%増の約12.3億円で、営業利益は同38%増の約8億円を記録した。この増加は、ビットコイン(BTC)収入によるものだという。

BTCプットオプションの引受から第2四半期売上収益として約11億3,100万円を計上し、第1四半期の約7億7,000万円から約47%増加する結果となった。

またメタプラネットは8月27日、海外募集による新株式発行を行い増資を実施すると発表した。海外募集による調達額は約1,303億円を見込み、その大部分をBTC取得に充当するという。

同社は調達資金のうち、約1,238億円をBTC購入に、約65億円をビットコイン・インカム事業に投入する予定とのこと。また調達資金によるBTCの購入は、2025年9月から同年10月にかけて実施予定とのことだった。

参考:メタプラ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。