香港金融管理局、ステーブルコイン規制を8/1施行へ

最終ガイドラインを公開

香港金融管理局(HKMA)は、8月1日に施行されるステーブルコイン発行者規制枠組みに関する複数の文書を7月29日に公開した。

公表されたのは、ライセンス取得ステーブルコイン発行者の監督に関するガイドラインと、マネーロンダリング防止およびテロ資金供与対策(AML/CTF)に関するガイドラインの最終版。その他にも、発行者向けライセンスプロセスの説明書や既存発行者向け移行措置に関する文書も含まれている。

これらのガイドラインは8月1日に香港政府公報に掲載され、同日から発効する。内容には監督方針やAML/CTF規則が盛り込まれ、登録制のステーブルコイン発行者に対する、資本、準備金、ガバナンス、技術基準が概説されている。これらについて事業者向けの規制枠組みが明確化された格好だ。なお、既存のステーブルコインの発行者に対する経過措置も取り上げられている。

HKMAは、ライセンス申請を希望する市場参加者に対し、8月31日までにHKMAへ連絡し、規制上の期待やフィードバックを受けるよう推奨している。また、ライセンス付与は継続的なプロセスとなるが、十分な準備が整い早期審査を希望する場合は、9月30日までに申請書を提出する必要があるとしている。

現時点でHKMAはライセンスを一件も発行しておらず、ステーブルコイン条例に基づき、ライセンス取得者または申請者を偽称する行為は犯罪に当たると強く警告している。

香港は今回の規則最終化に合わせて、ライセンスを取得した発行者の公開登録簿を設け、市民が確認できるようにする方針だ。

参考:発表
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

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